NECナイメヘンFW塩貝健人【写真:Getty Images】
オランダ・エールディヴィジ第16節、テルスター対NECナイメヘンの試合が現地時間13日に行われ、2-2の引き分けに終わった。この試合では、NECに所属するFW塩貝健人が途中出場からチームを救う同点弾を突き刺し、貴重な勝ち点「1」をもたらす活躍を見せている。
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日本人ホットラインがチームを救った!NEC塩貝健人のゴールが最高
NECがテルスターのホームに乗り込んだ一戦。
NECに所属するサッカー日本代表MF佐野航大、小川航基らは揃って先発出場を果たした。塩貝はベンチスタートとなっている。
21分に先制されてしまったNECだが、42分にFWブライアン・リンセンの得点で同点とする。
すると、59分には、小川に代わって塩貝がピッチに立った。
直後の61分に失点してしまったものの、77分に日本人コンビが貴重な同点ゴールを記録する。
左サイドでボールを持った味方にマークが集中したのを見た佐野は、ペナルティエリア内に飛び込んでうまくパスを引き出した。
ワンタッチでDFを剥がすことに成功した佐野は、左足でゴール前にクロスを送る。
すると、直前に相手DFの背後に入り、死角から加速してうまく前を取った塩貝が、佐野のクロスに合わせてネットを揺らした。
絶妙な動きで味方のパスを引き出しつつ同点弾を演出した佐野、そして見事なポジショニングで相手との駆け引きを制した塩貝の見事なゴールだ。
そのまま試合は終了し、NECは2-2の引き分けに終わっている。