リヴァプールFWモハメド・サラー【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第16節、リヴァプール対ブライトンの試合が現地時間13日に行われ、ブライトンは0-2で敗れた。英紙『The Guardian』は同日に、この試合に途中出場してアシストを記録したリヴァプールに所属するFWモハメド・サラーの今後について注目している。
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最後の試合に家族を招待。サポーターに別れか?
前節のリーズ・ユナイテッド戦で3試合連続ベンチスタートなったサラーは、試合後に「非常に失望している。ベンチに座らされている理由がわからない。クラブの誰かが僕を犠牲にしようとしているのではないかとすら感じる」と、自身の扱いに不満を示した。
この発言の影響もあったのか、ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグのインテル戦で、サラーはベンチ外となっている。
そんな中で迎えたブライトン戦でベンチスタートとなったサラーは、DFジョー・ゴメスが負傷した影響で26分に途中出場を果たした。
同メディアは、「サラーの復帰はリバプールでの終わりの始まりだったのか、それとも謝罪の始まりだったのか」と前置きし、次のように述べている。
「CLでメンバー外となったサラーは、あらゆる角度から批判を浴びていた。サポーターは、これが彼を生で見られる最後のチャンスではないかと懸念していたことだろう。
(交代の際に)名前が呼ばれると、温かい拍手が沸き起こり、サラーへ歓声が送られた」
英メディア『The Independent』は、チームを率いるアルネ・スロット監督が、サラーとの間に「解決すべき問題」はないと強調したことを伝えた。また、指揮官と選手との間で話し合いがあったこと、他の選手と同様に扱うことを示唆したことも報じている。
一方で、ブライトン戦がサラーにとってリヴァプールでの最後の試合になる可能性があることから、家族を招待していたことを指摘した。
米メディア『NBC Sports』は、試合直後のサラーの様子を公開。サラーは、ファン、そして家族も観戦に来ていたスタンドに向けて何度も拍手を送っていた。