リオネル・メッシのインドツアーで暴徒化したファン【写真:Getty Images】
アメリカ・メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミに所属するサッカーアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのインドツアーで、ファンが暴徒化する事件が起きたようだ。現地メディア『ANI』が13日に報じている。
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ファンが暴徒化し大騒動…
インテル・マイアミでプレーするメッシは、今季リーグ戦33試合に出場して35ゴール24アシストを記録。クラブ史上初となるMLSカップ制覇に貢献し、その活躍が認められて2年連続となるMVPを受賞した。
長いシーズンを終えたメッシは「GOATTour2025」と題して、インドを訪れている。
同メディアは、「土曜日に行われたメッシのコルカタでのイベントは、大混乱で幕を閉じた」と前置きし、コルカタのソルトレイク・スタジアムにメッシが訪れた際の事件について次のように伝えた。
「W杯優勝のスーパースターとサッカーを愛する国の絆を象徴する瞬間となるはずだったが、VIPや政治家がピッチにメッシと共に現れたことでファンは大騒ぎとなった。
苦労して手に入れたチケットだったにもかかわらず、ファンはメッシの姿をほとんど見ることができなかったのだ。
メッシが早々に退場したことにより、ファンは激怒。中には、一生に一度の瞬間を逃したという怒りから、ピッチに侵入してテントやゴールポストを破壊したファンもいた」
ベラルーシメディア『NEXTA』では、暴徒化したファンがピッチに流れこみ、スタジアムを破壊する瞬間の映像を公開。
イベントのために集まった多くの観客がスタジアムの壁やゴールポストなどに怒りをぶつける衝撃の映像となっている。
なお、メッシは、ハイデラバード、ムンバイなどを訪れて、現地でのイベントに参加する予定だ。