FIFAワールドカップ最年少出場デビューの選手たち【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)では、毎大会のようにニュースターが誕生している。特に10代の選手には多くの注目が集まり、これまでも多くの神童がW杯をキッカケに大ブレイクを果たしていた。今回は、日本代表が初出場した1998年大会以降で最も若くしてW杯のピッチに立った選手をランキング形式で紹介する。[1/5ページ]
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5位:ユスファ・ムココ(ドイツ代表)

ドイツ代表FWユスファ・ムココ【写真:Getty Images】
生年月日:2004年11月20日
W杯初出場:2022年11月23日(対日本代表)
当時の年齢:18歳3日
代表通算成績:2試合0得点0アシスト
5位には、神童と称されたドイツ代表FWユスファ・ムココがランクインした。
ドルトムントのユースで記録的なペースで得点を抱えていたカメルーン出身のストライカーは、2020/21シーズンにトップチームデビューを飾る。
ブンデスリーガ史上最年少となる16歳と28日で初ゴールを決めるなど、将来有望の若手選手として世界中から注目を集めた。
年代別代表ではドイツを選択していたムココは、2022年11月に行われるFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会のドイツ代表メンバーにサプライズ招集。開幕直前に行われたオマーン代表との親善試合でデビューを果たした。
W杯では開幕戦の日本代表との試合で90分に途中出場。18歳と3日でW杯デビューを果たし、ドイツ代表のW杯最年少出場記録保持者となった。
同大会では開幕戦のみの出場に留まり、チームはグループリーグで敗退。その後はドイツ代表から遠ざかっており、現在は活躍の場をデンマークのコペンハーゲンに移している。