冨安健洋【写真：Getty Images】

　オランダ・エールディヴィジのアヤックスは現地時間16日、サッカー日本代表DF冨安健洋と契約したことをクラブ公式サイトで発表した。同サイトでは、「アヤックスは、冨安健洋と合意に達した。フリーエージェントのDFは、2026年6月30日までの半シーズン契約にサインしている」と、26年6月までの契約であることを伝えている。
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日本代表DF冨安健洋のアヤックス加入が決定

　冨安は、今年7月にイングランド・プレミアリーグのアーセナルと、双方合意の上で契約解除した。

　その後は、所属クラブが決まらずに、現在に至るまで無所属の状態が続いていた。

　同サイトでは、アヤックスが冨安を獲得した理由について、次のように述べている。

「フットボールディレクターのマライン・ビューカー氏は、『冨安は、複数のトップリーグで豊富な経験を持つ優れたDFであることを証明した。彼は知性があり、両足を使える。

　スカウト部門とコーチングスタッフと共に、ここ数週間、彼の多くの映像をチェックしたが、全員が期待に胸を膨らませている。

　怪我歴も重要な考慮事項だった。彼は、回復に尽力し、メディカルスタッフも綿密な評価を行っている。就労許可が下り次第、すぐにグループトレーニングに合流する』と語った」

　アヤックスのX公式アカウントでは、冨安の契約の舞台裏を公開。

　メディカルチェックやサインの瞬間、そしてアヤックスでプレーする日本代表DF板倉滉と再会した場面を伝えている。