セルティックに所属する日本代表FW前田大然が、来年1月の移籍市場で退団しない意思を固めた。少なくとも2026年のワールドカップ終了後までチームに残留する見通しだと、スコットランドメディア『セルティック・アーヒアー』が17日に報じている。
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前田大然、一時的に退団希望を封印か
前田は昨季、公式戦51試合に出場して33得点12アシストを記録し、スコットランドPFA年間最優秀選手賞に輝いた。
その活躍を受け、今夏の移籍市場ではオファーを提示したクラブもあったとされる。
しかし、セルティックが同選手の代役を確保できなかったため、最終的に移籍を阻止する形で残留が決定。
今年2月末の時点で、すでに退団希望をクラブに通達していたようだが、今回は実現せず。
その後、前田の引き留めを強く望んだブレンダン・ロジャーズ監督が電撃辞任したことで、同選手の状況が変わりつつあった。
冬の移籍市場で、今度こそセルティックを去るとの見方が強まった。
しかし、スティーブン・マクゴーワン記者によると「W杯が終わるまで前田が残留する意向を示した」という。
それを踏まえ、同メディアは「もし今季終了まで前田を維持できるのであれば、彼の残留決断は大きな後押しになるだろう。
特に強度や運動量を落とすことなく新しいアイデアをチームに落とし込もうとしている指揮官にとっては、なおさらだ」と期待。
その一方で「これには重要な但し書きがある。
今季前半の前田は、影響力がかなり低下していた。
数字面の結果は落ち込み、時折自信のなさものぞかせ、最後の局面での効果性も安定していなかった」とし、以前のような輝きを取り戻す必要があるとの見解を示している。
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