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「強豪国日本との対戦を避けた」中国代表が1月から始まるU-23アジア杯に向けて始動。中国メディアは「希望の光だ」と躍進を期待

text by 編集部 photo by Getty Images
サッカー中国代表サッカー中国代表【写真:Getty Images】



 AFC U23 アジアカップサウジアラビア2026(U-23アジア杯)が、来年の1月6日に開幕する。中国メディア『SOHU』は15日、中国にとってのU-23アジア杯の重要性について伝えた。
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中国代表が1月から始まるU-23アジア杯に向けて始動

 FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終予選で、サッカー中国代表は3勝7敗の5位に終わり、アジア4次予選(プレーオフ)出場圏の4位を逃した。

 同メディアは、「2025年は、中国サッカーにとって失望の年となった。代表チームの不振は、数え切れないほどのファンを不安にさせている。

特に、U-23代表チームは、重要な局面を迎えた」と前置きし、U-23アジア杯について次のように述べている。

「U-23代表チームは、開幕節でイラクと対戦する。グループリーグ突破だけではなく、中国サッカーの復活への期待も背負っている試合だ。

過去6大会で、U-23代表はわずか2勝しかできておらず、一度も準々決勝に進出していない」

 また、「グループステージでは、強豪国であるサウジアラビアや日本との対戦を避けることができた。そのため、余裕のある組み合わせとなっている」と述べた上で、「イラクの守備は比較的不安定で、タイは無敵ではない。



 相手の弱点を突くことができれば、勝ち点獲得も不可能ではないだろう。指揮官の洗練された戦術と堅固な守備システムは、ファンに希望を与えている」と、決勝トーナメント進出の可能性がある組み合わせになったことを強調している。

 U-23アジア杯で決勝トーナメント進出を目指す中国は、11月の代表ウィーク期間にパンダカップを開催した(韓国、中国、ウズベキスタン、ベトナムの4チームが参加)。

 開幕戦のベトナムには0-1で敗れたものの、第2戦の韓国との試合は2-0で勝利。最終節のウズベキスタン戦は0-0の引き分けで、パンダカップ2位という結果に終わっている。

 記事では、「U-23代表チームの台頭は、ユース育成の復活を象徴するものであり、中国サッカーにとって希望の光だ。若い選手たちは歴史を塗り替え、ファンを失望させた悔しさを晴らすことができるだろうか」と、言葉を続けている。

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【了】

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