アフリカネイションズカップ【写真：Getty Images】

　米メディア『ESPN』は20日に、アフリカネイションズカップ（アフリカ杯）2025に出場する24チームのパワーランキングを発表した。前回大会はコートジボワール代表の優勝で終わったが、今大会で1番優勝に近いチームはどこなのだろうか。
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アフリカネイションズカップの優勝候補とダークホースは

アフリカ杯は、2025年12月21日から2026年1月18日にかけてモロッコで行われる。

前回大会は、決勝戦でナイジェリア代表に2-1で勝利したコートジボワールが、4大会ぶり3度目の優勝を成し遂げた。

同メディアは、「アフリカネイションズカップ2025の全24チームパワーランキング。優勝候補と有力候補は？」と題して、アフリカ杯に出場する24チームをランク付けした。

ランキングのトップに名前があがっていたのは、1976年大会以来の優勝を目指すモロッコ代表だ。

記事では、「モロッコが、1976年以来初めてアフリカのチャンピオンに輝く大会となることは間違いないだろう」と前置きし、次のように述べている。

「このチームは優秀な選手であふれているが、重要なのはバランスが取れており、試合をコントロールできる選手が揃っていることだ。その点で、彼らに匹敵するライバルは存在しない。

2022年W杯での準決勝進出の経験、現在のアフリカで傑出した選手であるアクラフ・ハキミの存在、選手とシステムを知り尽くした監督。そしてホームのサポーターの後押しがあれば、モロッコが間違いなく勝利を収めるだろう」

リヴァプールに所属するFWモハメド・サラーを中心としたエジプト代表については、「FWイブラヒム・アデル、FWオマル・マーモウシュらが攻撃面で貢献する。

守備面に関しては、いつものように組織的で攻略しにくいものとなるだろう」と述べつつ、5位と評価していた。

W杯でサッカー日本代表と同組になったチュニジア代表は、「W杯予選で失点していない。その粘り強い守備力はモロッコでも大いに役立つはずだ。

いつものように、彼らを打ち破るのは難しい。しかし、上位チームから点を奪えるだろうか」と、攻撃面に不安があることを強調しつつ、ランキングでは10位としている。

また、コンゴ民主共和国代表については“ダークホース”と評しており、ランキングでも5位と高く評価していた。