リーグ・アン(フランス1部)のモナコに所属する30歳の日本代表MF南野拓実が、左膝前十字靱帯断裂の重傷により、2026年のワールドカップ出場が危ぶまれている。同選手を欠くことは、日本代表でキャプテンを務める遠藤航にとっても大きな痛手だと、英メディア『ディスイズアンフィールド』が22日に報じた。
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南野拓実、重傷でワールドカップ出場が危ぶまれる
アクシデントが発生したのは、現地時間21日に行われたクープ・ドゥ・フランス5回戦のAJオセール戦だ。
先発出場した南野は、ボールを奪おうとした際に左膝を負傷。
ピッチに倒れ込み、自力で歩くことができなかったため、担架で運び出されている。
その際、両手で顔を覆っており、事態の深刻さを物語っていた。
後日、検査によって左膝前十字靱帯断裂であることが判明。
同メディアによると「南野は6〜9カ月の長期離脱が見込まれており、モナコの今季残り試合を欠場するだけでなく、回復が長引けば、日本代表としてのW杯出場も難しくなる可能性がある」という。
これは日本代表にとって大きな痛手だ。
南野はこれまで14試合の予選のうち9試合で先発し、4得点を挙げている。
直近6試合のうち5試合(いずれも国際親善試合)で先発し、そのうち3試合ではキャプテンも務めた。
ブラジル戦で3-2の逆転勝利を収めた歴史的な一戦や、11月のガーナ戦(2-0)でもゴールを決めている。
同メディアは「遠藤と南野はこれまで50試合で共にプレーし、そのうち37試合で白星を飾っている。
両者は森保ジャパンの常連メンバーの中でも、最も経験豊富な選手たちだ」とし、大打撃との見解を示した。
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