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<速報>徳島市立が早稲田実業に大勝!緊迫した開幕戦を常連校が制す【全国高校サッカー選手権大会】

高校サッカー 開幕戦
【写真:Getty Images】



 第104回全国高校サッカー選手権大会 全国大会 開幕戦が12月28日に国立競技場で行われ、東京都B代表の早稲田実業学校と徳島県代表の徳島市立高等学校が対戦した。四国の名門がこの試合を4-1で制し、緊張感のある大会初戦を勝利で終えた。
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四国の名門が試合巧者ぶりを発揮!

 4年連続22回目の選手権出場を誇り、U-18プリンスリーグ四国で強豪と渡り合ってきた徳島市立。高校サッカー界の名門である同校が主導権を握ると見られたが、序盤にペースを掴んだのは早稲田実業だった。

 早稲田実業の最終ラインから供給されるロングボールが何度も徳島市立のハイラインを強襲し、10番の霜田優真が裏に抜け出す場面が度々見受けられた。

 守備ではボランチが抜かれても最終ラインの選手がすぐさまカバーリング。対人に強いDF陣がゴールラインを割らせなかった。

 だが、徳島市立のカウンターが冴え出すと、30分前後からゲームが一変する。

 左サイドから早稲田実業のクリアボールを逢坂翔雅が引っかけると、そのまま前進。ペナルティエリア中央で待つ芳田翠にパスが渡ると、同選手が冷静にネットを揺らした。36分に徳島市立が1点をリードする。

 以降も同校が何度か早稲田実業のゴールを脅かしたが、それ以上スコアは動かず。1点差でハーフタイムを迎えた。

 後半の頭から早稲田実業はスピードスターの篠田一を投入するが、むしろセットプレーから失点。試合再開早々、点差が「2」に広がった。

 その後も徳島市立は攻守に堅実な対応を見せ、55分にも左サイドからのクロスから追加点を奪う。さらには右サイドからもクロスを供給すると、途中出場の山本崇斗が自身の立ち位置を調整しながらボレー。ファインゴールを決めた。

 後半アディショナルタイムに早稲田実業が1点を返したが、試合は4-1で終了。序盤の硬さを払拭した四国の名門が開幕戦を制した。



【試合結果】
 早稲田実業(東京B)1-4 徳島市立(徳島)

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【了】

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