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今年の主役は!? 2025年、世界のベストイレブン。1年を通して輝きを放っていた世界最高峰の男たち

シリーズ:世界ベストイレブン text by 編集部 photo by Getty Images


2025年世界ベストイレブン【写真:Getty Images】



 2025年もサッカー界は多くのトピックスであふれた。ルイス・エンリケ監督が率いるパリ・サンジェルマンがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で初優勝を果たし、2026年に控えるFIFAワールドカップ(W杯)に向けて各国の強化も進んでいる。今回は、2025年のサッカー界を彩った世界各国の選手からベストイレブンを厳選して紹介する。[1/6ページ]
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GK:ジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア代表)

パリ・サンジェルマンGKジャンルイジ・ドンナルンマ
パリ・サンジェルマンGKジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】

生年月日:1999年2月25日
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)→マンチェスター・シティ(イングランド)
2025年リーグ戦成績:12試合15失点(リーグ・アン)、14試合12失点(プレミアリーグ)
2025年代表成績:9試合17失点



 2025年のベストGKは、ヤシン・トロフィーを獲得したジャンルイジ・ドンナルンマで異論ないだろう。

 2024/25シーズンにパリ・サンジェルマンで初のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇を含む4冠達成に大きく貢献した。

 身長196cmの巨体から放たれる“威圧感“は独特なものがあり、コースを突いた相手の際どいシュートも指先で弾いて止めるシーンは多数みられる。

 キャリアを通してPK戦全勝という圧倒的な勝負強さも持ち味の1つ。昨季のCLでも決勝トーナメント1回戦でリヴァプール相手にPK戦で2連続ストップを披露し、PSGにとって初のビッグイヤー獲得の立役者となった。

 ドンナルンマが優れているのはシーズンを通した安定感だろう。特にハイボール処理は無類の強さを誇り、相手のセットプレーからのクロスに対しても的確に対応する。

 各チームがセットプレーに力を入れている中で、その対策にはうってつけの存在だ。



 2025年夏に移籍したマンチェスター・シティでも正GKとして活躍しており、14試合のうち7試合でクリーンシートを達成。

 プレミアリーグへの適応も早く、世代交代を図りながらタイトルを目指す新たな“ペップ・シティ”に欠かせない存在となっている。

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