サッカーに欠かせない要素のひとつとして、ホームチームを応援する熱狂的なサポーターの存在がある。世界中には大小さまざまなスタジアムがあるが、2025年に世界で最も多くの観衆を集めたのはどこなのか。今回は2025年に行われたリーグ戦の平均観客数をランキング形式で紹介する。(データは『Transfermarkt』を参照)[1/5ページ]
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5位:レアル・マドリード(スペイン)
本拠地:サンティアゴ・ベルナベウ
収容可能人数:8万3,186人
平均入場者数:7万2,973人
レアル・マドリードは2025年、ラ・リーガで1試合平均7万2,973人の動員を記録した。
本拠地のサンティアゴ・ベルナベウはスペイン最大規模のスタジアムであり、今ランキングのトップ10において、スペイン勢として唯一名を連ねたクラブである。
1947年に開場したサンティアゴ・ベルナベウは、その後に幾度かの改修工事を経て現在の姿へと進化してきた。
1964年のEURO(欧州選手権)や1982年のFIFAワールドカップ(W杯)の舞台ともなり、数々の名勝負を生んできたスタジアムである。
2024/25シーズンには、第11節のバルセロナ戦で7万8,192人を動員。この試合は2024年開催のため今回のランキング対象外となるが、伝統の一戦「エル・クラシコ」の集客力は圧倒的だ。
2025/26シーズンも第10節で両者が対戦し、今シーズン最多となる7万8,107人の観客を集めた。
2025/26シーズンは、開幕戦のオサスナ戦のみが6万人台にとどまったものの、それ以外のリーグ戦はすべて7万人超を記録。ベルナベウはシーズンを通して、ほぼ満員に近い状態が続いている。
平均入場者数7万人超という数字はスペイン国内では突出した水準であり、欧州全体を見渡しても、限られたクラブしか到達できない領域だ。
スペイン国内で2番手の動員力を誇るのはアトレティコ・マドリードで、2025/26シーズンはここまでの平均が6万1,932人となっている。
一方、宿敵バルセロナの本拠地カンプ・ノウは2023年から大規模改修が行われており、最終的には10万人規模のスタジアムとしてリニューアルされる予定だ。
現在の収容人数は4万5,401人に制限されているが、改修前の2022/23シーズンには1試合平均8万3,498人を動員していた。
宿敵の新スタジアムが完成すれば、このランキングにおいてもスペイン勢の存在感が一段と高まる可能性がある。

