
プレミアリーグ、移籍市場で最も金を使った現職監督ランキング1~5位【写真:Getty Images】
高額な放映権料による収入が見込めるプレミアリーグは各クラブが移籍市場に多額の資金を投じている。同リーグ現職の監督で最も高い純支出額(移籍金支払い額から移籍金収入額を差し引いた額)を記録しているのは誰なのか。今回は『Ttransfermarkt』の純支出額をもとにランキング形式で紹介する。※データは1月19日時点[1/5ページ]
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5位:トーマス・フランク(トッテナム・ホットスパー)

トッテナム・ホットスパーのトーマス・フランク監督【写真:Getty Images】
生年月日:1973年10月9日
在籍期間:2025年7月~
純支出額:1億6800万ユーロ(約302.4億円)
2024/25シーズンにUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制したトッテナム・ホットスパーは、シーズン終了後にアンジェ・ポステコグルーを解任。後任にブレントフォードを率いていたトーマス・フランクを招聘した。
スパーズはデンマーク人指揮官の下で、現在も開いている冬のマーケットも含めて2度の移籍市場しか経験していないが、現職の監督では5番目に多い1億6800万ユーロ(約302.4億円)の純支出を記録している。
しかし、実際は上記の額を市場に投じたほど戦力アップを図ることができていないだろう。
その理由は昨冬のマーケットにて、FWマティス・テルとDFケヴィン・ダンソを買い取りオプション付き(テルは1000万ユーロ/約18億円の有償ローン。ダンソは義務)のローン移籍で獲得したことにある。
昨季から戦力として当落線上にいた彼らをフランク体制が発足した2025年夏に計6000万ユーロ(約108億円)で獲得しているのだ。
しかし、両名ともに絶対的なスタメンではなく、彼らがチームを勝たせるための原動力になっていないのは大きな痛手である。
一方で、昨季まで絶対的なレギュラーだったソン・フンミンを2200万ユーロ(約39.6億円)で放出しており、現時点で彼の代わりとなる左WGは定着していない。
怪我人も多いことから総合的な戦力アップを図れておらず、昨季17位に終わったチームは低迷が続いている。
すでにフランク監督はプレミアリーグ14位という深刻な不振を受けて立場が危うくなっており、自身初の解任が間もなく現実になりそうだ。