
リヴァプール、冬の大失敗補強【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの冬の移籍市場が開いている。本来、冬のマーケットでは動かないことがベストであり、基本的には各クラブがシーズンを戦い抜く上で足りないポジションを補うための補強が多い。今回はイングランドの名門リヴァプールが冬に獲得した選手のうち、うまくいかなかった補強を厳選して紹介する。(在籍期間や成績は『Transfermarkt』を参照)[1/5ページ]
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FW:アンディ・キャロル(イングランド)

リヴァプールFWアンディ・キャロル【写真:Getty Images】
生年月日:1995年8月11日
移籍金:4100万ユーロ(約73.9億円)
在籍期間:2011年冬~2013年夏
公式戦成績:58試合11得点6アシスト
リヴァプールの失敗補強で最初に名前を思い浮かぶのが、2011年冬に獲得したアンディ・キャロルだろう。
当時のリヴァプールは低迷期であり、2011年1月7日にロイ・ホジソン監督が成績不振で解任に。移籍市場では人員整理が進んでおり、2004年から2010年まで指揮を執ったラファ・ベニテス体制で台頭した選手たちの退団が続いていた。
エースのフェルナンド・トーレスが1月31日にチェルシーへの完全移籍でチームを去ると、同日にニューカッスル・ユナイテッドからキャロルの加入が発表された。
移籍金は当時の英国人史上最高額となる4100万ユーロ(約65.6億円)とされている。
身長194cmの大型FWは2010/11シーズンは前半戦だけで11ゴールを記録し、絶好調だった。
ところが、リヴァプールではニューカッスル時代から懸念をされていた素行の問題と度重なる怪我の影響で全く戦力になることができなかった。
主力として計算されていた翌2011/12シーズンは、プレミアリーグで35試合に出場しながら4ゴールに終わり、同シーズン限りでチームの構想から外れた。
2012/13シーズンからはウェストハムにローン移籍という形で放出となり、翌夏には完全移籍でチームを去っている。
トーレスの後釜として獲得したリヴァプールの新エース候補は、大きなインパクトを残せないまま1年半で見切られてしまった。