柏レイソルは29日、三協フロンテア柏スタジアム内で新体制発表会見を行った。今季新加入したMF大久保智明が、移籍決断の理由やシーズンへの意気込みなどを語っている。
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柏レイソル新加入の大久保智明が移籍決断の理由などを語る
大久保は2021シーズンに、浦和レッズでプロデビューを果たした。2023シーズンにはJ1で30試合に出場するなど、着実に成長を遂げていた。
しかし、その2023シーズンを最後に、徐々に出場機会が減少。昨季はJ1で16試合に出場、合計プレータイムはキャリア最少となる326分に留まっている。
そうした中、悩んだ末に柏への移籍を決断した。大久保はその理由についてこう語る。
「リカルド(・ロドリゲス)監督はじめ、強化部の方の熱量も感じてましたし、僕自身が一人のサッカー選手として、ここからもう1つ、2つ成長するってなった時に、環境を変えるのは大事になってくるかなと思いました。そこで柏レイソルさんに声をかけてもらったので、自分としてはチャンスが来たなと。ここが自分のターニングポイントになるかなと思い決断しました」
大久保にとっては、これが初めての移籍。わからないことも多々ある中、ある一人の存在が、大きな助けになったという。それが、浦和時代から親交の深いMF小泉佳穂だ。
「佳穂くんとは浦和の時からすごく仲良くさせてもらっていて、連絡もちょこちょこ取っています。自分は人生で初の移籍だったので、そこで移籍先に知っている選手がいるっていうのはすごく助かりました。
事前にレイソルはどういうサッカーをしていて、どういうタイムスケジュールで動いているとかを教えてもらってたので、その辺もすごく助かりましたね」
浦和で出場機会の確保に苦しんだのは小泉も同じ。その先輩が柏で大復活を遂げ、Jリーグベストイレブンに名を連ねるほどの存在になった事実は、大久保にとっても良い刺激になっている。
加えて、思うようにいかない昨季の状況がありながら、柏が自分を評価してくれたことが大きな自信につながっている。だからこそ、感謝の意味も込めて活躍を誓う。
「あんまり試合に出ることができない中での評価だったので、すごく嬉しいです。浦和にいる時にあまり試合に絡めなかったりとか、自分が出る試合で勝てなかったりすると、どうしても選手としてあんまり価値がなくなってしまったのかなと思ってしまう部分があったんですけど、レイソルが救ってくれたかなと思います」
(取材・文:小澤祐作)
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