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「無責任な発言」ベトナムに敗れて4位のU-23韓国代表監督、GKの発言を公開叱責で物議。韓国メディアは「世界的な流れに逆行している」

text by 編集部 photo by Getty Images
U-23韓国代表U-23韓国代表

【写真:Getty Images】



 AFC U23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)の3位決定戦、U-23ベトナム代表対U-23韓国代表の試合が23日に行われ、韓国はPK戦の末にベトナムに敗れた。韓国メディア『xportsnews』は27日に、ベトナム戦に出場したGKファン・ジェユンに対するU-23韓国代表を率いるイ・ミンソン監督のコメントが韓国国内で議論を呼んでいることを伝えている。
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ベトナムに敗れて4位のU-23韓国代表監督、GKの発言を公開叱責で物議

 3位決定戦では、ベトナムのFWグエン・ディン・バックが86分に危険なタックルで一発退場となった。韓国は数的有利に立ったものの、2-2のままゴールを奪うことができずに試合は延長戦に突入する。しかし、延長戦でも決着はつかず、PK戦は6-7で敗れたことで韓国は4位に終わった。

 PK戦で、GKのファン・ジェユンは1人目から6人目まで右に飛んだものの、ベトナムの選手たちのキックを止めることができなかった。そのため、7人目は左に飛んだものの、止めることができずベトナムに敗れている。

 同メディアは、「右→右→右→右→右→右→左、ベトナム戦での『稀代のPK戦』」と題して、次のように述べた。

「一度も相手のシュート方向を読むことができなかったファン・ジェユンに対しては、激しい非難が降り注いだ。ファンが彼のSNSに押し寄せ、誹謗中傷を書き込んだり、直接メッセージを送ったりするなどの方法で苦しめたのだ。

 GKは、自身のSNSに、『監督とコーチから指示は受けていない。私自身のミスだ。皆さんの言葉を謙虚に受け止める』という内容の文章を掲載したが、むしろこの文章によって、イ・ミンソン監督とコーチングスタッフがPK戦に向けて全く準備していなかったのではないかという指摘がされた」



 また、「イ・ミンソン監督は、世論に直面してSNSに釈明文を掲載したファン・ジェユンの行動に対して『プロらしくない行動』だと指摘した」と述べた上で、

「監督は、準々決勝からPK戦に備えていたが、PK戦の状況では特別な指示を出さずGKの選択に任せていると、無責任とも取れる発言を口にした」と、指揮官の発言に疑問を呈した。

 さらに、「海外リーグでは、水筒に相手のPKの方向を書き留めておく『カンニングペーパー』を作るなど、個人的にもチーム的にもPK戦に多大な神経を注いでいる。

 このことを考えると、韓国サッカーが世界的な流れに逆行していることを認めたも同然の話だ」と、PK戦に対しての準備が不足していたのではないかと指摘している。

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