
海外クラブに推薦したいU-23日本代表の5人【写真:Getty Images】
サッカーU-23日本代表は、AFC U-23アジアカップ サウジアラビア2026で見事連覇を達成。大会直後、チームキャプテンを務めた市原吏音は、オランダのAZへと移籍を果たした。今大会では、その市原に限らず、圧倒的な存在感を放った選手が他にも多く存在する。市原に続き、欧州挑戦が期待されるU-23日本代表の注目選手たちをピックアップして紹介する。[1/5ページ]
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MF:佐藤龍之介(さとう・りゅうのすけ)

U-23アジアカップ日本代表の佐藤龍之介【写真:Getty Images】
生年月日:2006年10月16日
所属クラブ:FC東京
U-23アジアカップ成績:6試合4得点2アシスト
AFC U-23アジアカップ サウジアラビア2026(U-23アジア杯)でMVPと得点王に輝いた佐藤龍之介は、この世代で最も海外移籍に近い存在だと言っても過言ではない。
今大会で背番号「10」を託された佐藤は、チームの中心として攻撃を牽引。マークが集中する状況でも局面を打開し続け、4得点2アシストという数字を残した点は、エースとしての責任を全うした証と言えるだろう。
象徴的だったのは初戦のシリア代表戦だ。スタメンに名を連ねると、いきなり2ゴール2アシストを記録。難しい入りになりがちな初戦を5-0の大勝へと導き、大会を通じて無敗という圧倒的な強さを見せたチームに勢いを与えた。
佐藤個人に目を向ければ、昨シーズンのファジアーノ岡山への育成型期限付き移籍が大きな転機となった。
リーグ戦28試合に出場し、6ゴール2アシスト。継続してピッチに立つ中で判断の速さとプレーの幅を広げ、確かな成長を遂げたうえで、今季からFC東京へ復帰することが決まっている。
昨シーズンとは異なる環境には難しさも伴うが、この1年で示してきたパフォーマンスを踏まえれば、早い段階から主力のひとりとしてチームに組み込まれても不思議ではない。
この1年で見せたインパクトを継続できれば、最短で夏の海外移籍が現実味を帯びてくる可能性も十分あり得るだろう。
そしてその先には、6月に開幕するFIFAワールドカップ北中米大会への出場という大きな目標も見据えている。
世代を代表する才能が、次にどこまで辿り着くのか。
佐藤の挑戦から、ますます目が離せない。