エールディビジのNECナイメヘンに所属する22歳の日本代表MF佐野航大の獲得を目指し2度オファーを提示したが、いずれもNECに拒否されたことで、アヤックスが最終オファーを撤回することにしたようだ。オランダ紙『デ・テレグラフ』が2日に報じている。
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佐野航大、アヤックス行きを望んでいたが…
佐野はファジアーノ岡山でプレーした後、Jリーグの他クラブへ移籍することなく、海外挑戦を目指した。
2023年8月にNECへ完全移籍すると、序盤は苦戦したものの、シーズン後半には主力に定着。
それ以降はチームに欠かせない選手へと成長し、今季はリーグ戦を全てフル出場する勢いで試合に出続けている。
現地時間1月31日に行われたAZとの一戦では、1ゴール1アシストを記録する活躍でNECの勝利に貢献した。
まさにNECの躍進の陰に、佐野の活躍あり。と言えるほどの強烈な印象を残している。
そのNECの大黒柱を、同じリーグで上位を争うライバルのアヤックスが、引き抜きにかかった。
同紙によると、佐野はアヤックスと2030年までの契約で原則合意し、残すはクラブ間交渉のみだったという。
しかし、アヤックスは移籍金1500万ユーロ(約27億)+ボーナス、さらには将来の再売却時の割合まで提示する用意があったものの、2度に渡ってNECに拒否されたようだ。
それを踏まえ、同紙はタイトルに「アヤックスが佐野への最終オファーを断念」とつけ、
「佐野自身も、ここで気持ちを切り替える必要がある。
本人はアヤックス移籍を強く望んでいた。
その理由は、NECで受け取っている年俸30万ユーロ(約5400万円)の5倍を稼げる見込みがあったことに加え、何よりもヨハン・クライフ・アレナでプレーすることで、日本代表のワールドカップメンバー入りの可能性が高まると考えていたからだ。
NECでそれが実現するかどうかは分からないが、いずれにせよ、今夏にはエールディビジ屈指のタレントとして、大きな移籍を果たす可能性は高い。
NECは可能な限り高額な移籍金を得るため、ポルトガル人の大物代理人であるジョルジェ・メンデスを起用。
移籍金2000万ユーロ(約36億円)以上を想定している」と伝えている。
