イングランド・ウィメンズ・スーパーリーグ(WSL)のエヴァートンに所属するなでしこジャパン(サッカー日本女子代表)DF石川璃音は2日、オンライン取材に応じた。三菱重工浦和レッズレディースから海外へ渡った若きディフェンダーは直近の2試合で先発から外れており、試練を与えられている。
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石川璃音がオンライン取材に応じる
2025年7月に浦和からエヴァートンへ移籍した石川は、今季の開幕戦であるリヴァプールFCウィメンとのマージーサイド・ダービーで先発し、いきなりデビューを果たした。
開幕戦は4-1での勝利に貢献したが、続くトッテナム・ホットスパーFCウィメン戦の27分に自陣でボールを失い、失点に繋がってしまった。
後半にも石川はボールを奪われてスーパーゴールを決められてしまい、エヴァートンは2失点で敗北を喫している。
海外選手と対峙することで厳しさを体感した石川は「フィジカルの部分では日本より高いと思うので、体の使い方を学んで、大きな体を作るために筋トレの部分もしっかりと取り組んでいます」と話した。
それでも、石川は2025年12月7日に行われたWSLの絶対女王であるチェルシーFCウィメンとの一戦で、主戦場であるセンターバックではなく右サイドバックとして先発出場。
ローレン・ジェームズやサンディ・ボルティモアといった世界最高峰の選手たちとサイドでマッチアップしながらも、チームとして無失点に抑えて、大金星を挙げた。
SBとしては「1対1の守備を監督に求められています」と指揮官に要求されていることを明かしている。
さらに、「前向きの守備は自分の長所だと思っているので、そこの場面で負けないように考えていました」とチェルシー戦について述べた。
石川は怪我の影響もあり、1月11日のマンチェスター・シティWFC戦と1月15日のWBA戦はメンバー外。
続く24日のブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンWFC戦では、途中出場で復帰したが、2月1日のアストン・ヴィラWFC戦は出番がなかった。
怪我明けから先発を離れていることについては「試合に出られない時だからこそ、たくさんのことに取り組めます」と力強い一言。
続けて、石川は「キツイ練習だったり、足りない部分に深く取り組める時間ではあるので、そこは無駄な時間にしないようにしています」と前を向いている。
3月にはAFC女子アジアカップもあるだけに、なでしこジャパンDFの活躍に今後も期待したい。
(取材、文・構成:折原亘)
