
世界のクラブ、冬の移籍金支出ランキング6~10位【写真:Getty Images】
主要リーグの冬のマーケットが閉まった。今シーズンも多くの選手が活躍の場を求めて新天地を目指したが、その中には巨額な移籍金でサッカー界の話題を集めた「ビッグディール」も。今回は、冬の移籍市場における各クラブの支出額をランキング形式で紹介する。(移籍金は『transfermarkt』を参照)[1/5ページ]
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10位:ラツィオ(イタリア)

ラツィオMFケネス・テイラー【写真:Getty Images】
冬の支出額:3655万ユーロ(約65.8億円)
移籍金最高額:ケネス・テイラー(1685万ユーロ/約30.3億円)
10位には、3655万ユーロ(約30.3億円)の支出を記録したラツィオがランクインしている。
昨夏にイタリアの首都に本拠地を構えるクラブは、FIGC(イタリアサッカー連盟)が定める財務規定に違反をしたとして、2026年1月までの補強禁止処分を下されていた。
補強できないシーズンでも結果を出すためには主力を慰留して戦う必要があり、夏の移籍市場での戦力の入れ替えは最小限だった。
しかし、先述した通り財政的な問題を抱えている以上は選手を完全移籍で放出して資金を得る必要がある。
補強禁止処分が解けた今冬の移籍市場では、何人かの主力選手の移籍を容認した。
1月5日に昨季のセリエAで10ゴールを記録したバレンティン・カステジャーノスを2900万ユーロ(約52.2億円)、8日に中盤の要だったマテオ・ゲンドゥージを2800万ユーロ(約50.4億円)の移籍金で放出。
中心選手だった彼らの穴埋めが今冬の移籍市場のテーマとなり、アヤックスから中盤のオランダ代表MFケネス・テイラーを1685万ユーロ(約30.3億円)、ザルツブルクで得点を量産していた長身FWペタル・ラトコヴを1300万ユーロ(約23.4億円)で獲得した。
トータルの純支出は-2315万ユーロ(約41.6億円)と新戦力を補強した上でも、財政状況を加味して多くの資金を手元に残すことに成功した。