NECナイメヘンのディック・シュロイデル監督が、チームに残留することが決まった佐野航大について言及した。クラブ専門メディア『FORZANEC』が、現地時間3日に報じている。
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ディック・シュロイデル監督が言及
今冬の移籍市場での人気銘柄となっていた佐野。報道によれば、サッカー日本代表DF板倉滉と冨安健洋が所属するアヤックスやプレミアリーグのノッティンガム・フォレストが、正式なオファーを出していたという。
中でも、アヤックスとは個人合意に至っていたようだが、クラブが売却を拒否し、最終的にはNECに留まることが決まった。
シュロイデル監督は、ここ数日の佐野とのやりとりを明かし、1月31日のAZアルクマール戦の前に、話す時間を設けていたという。
「 試合前に私は彼にこう伝えた。『もし気持ちが試合に集中できていないなら、無理に出場しなくてもいい。時にはサッカーより大切なこともある』とね」
また、NECのスタッフ陣の間では、佐野がいずれ次のステップへ進む可能性は以前から共有されていた模様。
指揮官は「昨夏、内部でも彼には非常に大きなポテンシャルがあると話していた。成長ぶりを見れば、この夏には確実にステップアップする選手だと思う」とコメント。
それでも今回、佐野がチームに残留。シュロイデル監督は「クラブは、彼が今もここにいることを本当に喜ぶべきだ。最終的に15クラブが関心を示したが、彼は残ることを選んだ。
悪意など一切ないし、そうした言葉を向けられるべき選手でもない。もし批判されるようなことが続くなら、私は必ず彼を守る」と語った。
最後に指揮官は、仮に佐野が移籍を決断していた場合でも理解できたと述べ、クラブの在り方にも言及した。
「彼が去る決断をしていたとしても、私は理解できた。自分の将来との間で板挟みになるものだ。私自身、ここで監督を引き受けた時点で、いずれ選手を失うことは分かっていた。
それもクラブが成長していく過程の一部。短期的には大きな痛手になるが、長期的にはクラブとして受け止め、乗り越えていかなければならない」
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