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「次々と売却を」三笘薫らに続け!Jリーグ改革で将来的に超大型契約の可能性も「現在の移籍金は世界のほんの一部に過ぎない」

text by 編集部 photo by Getty Images

ブライトンの三笘薫
ブライトンの三笘薫【写真:Getty Images】



 ブライトンで活躍する28歳の日本代表MF三笘薫をはじめとして、Jリーグから欧州のリーグへ渡った後に市場価値が急増した日本人選手は数多くいる。これまでJリーグはその恩恵を受けることが出来ていなかったが、欧州の日程に合わせる秋春制に変わることで、適切な移籍金を得られるようになるかもしれない。シンガポール紙『ストレーツ・タイムズ』が4日に報じている。
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今後のJリーグ、三笘薫らよりも大きな移籍金が当たり前に?

 三笘は2021年8月に移籍金250万ポンド(約5億円)でブライトンに移った。

 同年9月にベルギー1部のロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズへレンタル移籍して経験を積むと、2022年7月にブライトンへ復帰。

 それ以降はブライトンの主力選手としてチームを支え、今季は公式戦15試合で2得点1アシストを記録している。

 サッカー情報サイト『トランスファーマーケット』によると、昨年12月9日時点の三笘の市場価値は3000万ユーロ(約54億円)と評価されており、Jリーグ在籍時とは比べものにならないほど大物になった。

 最近で言えば、エールディビジのNECナイメヘンに所属する22歳の日本代表MF佐野航大の伸びも計り知れない。

 2023年8月にファジアーノ岡山から移籍金45万ユーロ(約8100万円)でNECに渡ったが、昨年12月2日時点の市場価値は600万ユーロ(約10億8000万円)、NECとしては2000万ユーロ(約36億円)以上の評価だ。

 このように、決して日本人選手の評価は低くなく、他の外国人選手と同等、もしくはそれ以上の価値があると見られている。

 つまりJリーグと欧州の移籍金のずれを解消するために、秋春制以降は特効薬となる可能性があるわけだ。



 それを踏まえ、同紙はタイトルに「日本は欧州のカレンダーに合わせて、イングランド・プレミアリーグと同等のリーグを目指す」とつけ、

 「日本のJリーグはブライトンの三笘を含め、次々と選手を欧州に売却しているが、その金額は世界の移籍市場で動く数十億ドルのほんの一部に過ぎない」と指摘。

 「Jリーグは1993年の発足と同時にアジア最強のリーグの一つとなったが、その購買力はヨーロッパから多くのトップ選手を獲得したサウジアラビアに追い抜かれてしまった。

 それがサウジアラビアにフィールドでの成功をもたらし、昨シーズンのアジアチャンピオンズリーグ準決勝進出チームのうち3チームが砂漠の王国から来た」と伝えている。

 ところが今回の変更によって、日本人選手に適切な価格が設定される可能性だけでなく「スペインのワールドカップ優勝者であるアンドレス・イニエスタが2023年に退団して以来、Jリーグはビッグネームが不在となっている。

 収益が増加することで、海外のスター選手を誘致できるのではないか。といったことも期待できる」との見解を示した。

 果たして、秋春制が始まった後のJリーグは、どのような変化を遂げるのだろうか。

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