エールディビジのNECナイメヘンに所属する22歳の日本代表MF佐野航大にとって、最大の障壁が無くなった。同クラブでテクニカルディレクターを務めるカルロス・アールバース氏が、夏の移籍を容認するような発言をしたと、オランダメディア『サッカーニュース』が4日に報じている。
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佐野航大、夏の移籍はほぼ確実か
佐野は2023年8月からNECに在籍し、今季は公式戦22試合で3得点4アシストを記録。
リーグ戦では全試合フル出場する勢いでピッチに立ち続けており、NECを率いるディック・シュロイダー監督が佐野に非常に厚い信頼を寄せているのが分かる。
佐野の活躍もあって、NECは第21節を終えた時点で現在3位だ。
NECにとって悲願のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権が視野に入る状況にある。
それだけに冬の移籍市場では、クラブが佐野の残留を強く望み、あらゆるオファーを退けた。
アールバース氏はオファーについて言及し「AZ戦後、一気に慌ただしくなった。
その時点で4つの具体的なオファーがテーブルに上がり、私たちを通さずに、佐野の考えに影響を与えようとする人たちが多く現れた。
ただ、その件に関してはクラブ内部で適切に対処している」と説明。
続けて「私は自分の方針、そしてクラブの方針に従うだけだ。
まず佐野本人と話し、その後に彼のマネジメントと話をする。
それから各クラブに、今回のオファーは受け入れないと伝える。
オファーの内容が悪いからではない。
夏には大歓迎だが、今は私たちが素晴らしいものに向かって旅をしている途中なんだ。
それを皆でやり遂げたい」と語っている。
千載一遇のチャンスと言えるような好機が目の前に迫ってきているため、佐野を手放すわけにはいかなかったようだ。
ただし、夏の移籍市場においては柔軟な対応をする可能性があり、希望額とされる移籍金2000万ユーロ(約36億円)以下のオファーでも受け入れるかもしれない。
