プレミアリーグ第24節、マンチェスター・ユナイテッド対フラムの試合が現地時間1日に行われ、マンUが3-2の勝利を収めた。これで3連勝となり、暫定的にマンUの指揮官に就任したマイケル・キャリック氏の正式監督就任を推す声も広がっている。しかし、クラブは慎重な姿勢を崩さない。それには理由があると、英メディア『BBC』が5日に報じた。
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マイケル・キャリック氏の正式監督就任を推す声はあるが…
今年1月5日にルベン・アモリム監督の解任が発表され、後任としてクラブOBでもあるキャリック氏が招聘される。
すると初陣となったマンチェスター・シティ戦では、前体制で3バックだった布陣を見直し、4バックを採用して試合に臨んだ。
その結果、ブライアン・ムベウモなどがゴールを決めて2-0の勝利を収め、最高の船出を飾る。
続くアーセナル戦も粘りの戦いで接戦を制し、さらにフラム戦も後半アディショナルタイム弾の劇的な幕切れで3連勝とした。
そうなると問題になってくるのが、キャリック氏を続投させるのか、それとも別の監督候補を探し出してくるのかといった悩みだ。
そんな中、同メディアは「マンUが監督決定に時間をかけている理由」を説明している。
まず、一つ目はオーレ・グンナー・スールシャールの例だ。
2018年12月にマンUがジョゼ・モウリーニョを解任した時、スールシャール氏がシーズン終了までその職を与えられた。
そして、就任後最初の8試合に勝利し、目を見張る結果を残す。
その後も順調に良い成績を残したことで、マンUはスールシャール氏と3年契約を結んだ。
しかし、シーズン最終盤の12試合で2勝8敗と大きく失速。
その結果「あまりにも早く決断してしまったのではないか。夏まで待っていればスールシャールが正式監督に就任することはなかったのではないか。という議論が巻き起こり、今では待つ方が得策という考えが定着した」という。
二つ目は、夏にワールドカップを控えていることだ。
今季終了後にクラブを退く監督が現れるだけでなく、現在代表チームの職に就いている潜在的な候補者も、何人か空きが出るようになる。
このようにマンUが監督選考に時間をかけたくなる理由はあるのだが、その一方で時間をかけすぎることのデメリットもある。
同メディアは「ハリー・マグワイアは今夏で契約満了を迎える。
また、マンUは補強候補も抱えており、中盤のエリオット・アンダーソン、アダム・ウォートン、カルロス・バレバといった名前が上位に挙がっている。
そうした選手たちが、来季の監督は誰なのか?と確認したくなるのは、決して不合理なことではないだろう」と伝えた。
果たしてマンUは今後、正式な監督になるようキャリック氏に要請するのだろうか。
いずれにしても、まずは現地時間7日に行われるトッテナム戦の結果がどうなるかが重要になりそうだ。
