ユベントスに所属するMFピルロ【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのチェルシーが、ユベントスに所属するイタリア代表のMFアンドレア・ピルロの獲得に名乗りを上げたようだ。
ミラン時代にチャンピオンズリーグ(CL)を2度制した35歳のピルロは先日、「もしCLに優勝できたらユーベを去る。国内のクラブには行かず、海外に出る。メジャーリーグサッカー(MLS)は選択肢の一つ」と公言し、世界中のクラブがその去就について注目するようになった。
英紙『メトロ』によれば、チェルシーはピルロが自身の将来について公の場で話す以前から獲得に向けて極秘に調査を進めていたと報じらている。同クラブは、カルロ・アンチェロッティ監督の時代にもピルロの獲得を企てたが、当時の所属先であるミランが交渉を破断させ、移籍を実現させることができなかった。
尚、ユベントスは現地5日に行われるCL準決勝1stレグでレアル・マドリーと対戦する。クラブとの契約を2016年まで残すピルロは、チームに1995-96シーズン以来19季ぶりのビッグイヤーをもたらし、海外でプレーする夢を叶えることはできるだろうか。
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