
サッカー日本代表【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表の主力および代表候補の中で、負傷者が相次いでいる。欧州クラブでプレーする海外組を中心に、コンディション不安を抱える選手が複数出ており、6月に開幕するワールドカップへの影響も懸念されている。主力選手たちは本大会に間に合うのか。現在の負傷状況と復帰の見通しを整理する。
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日本代表の負傷者最新状況
最も深刻な負傷とみられているのが、南野拓実(モナコ)だ。南野は2025年12月22日に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされている。通常、同箇所の負傷からの復帰には長い時間を要するとされており、6月のワールドカップ出場は厳しい状況とみられる。
一方、久保建英(レアル・ソシエダ)は2026年1月19日に左ハムストリングを負傷。離脱期間は6〜8週間とされており、現在は個別でボールを使ったメニューを消化している。順調にコンディションを取り戻せば、ワールドカップには間に合う可能性が高いとみられる。
中盤の要であり日本代表のキャプテンでもある遠藤航(リヴァプール)は、2026年2月12日に左足首を負傷し手術を受けた。復帰時期は明らかになっていないものの、本大会まで残された時間は限られており、代表の戦力にも大きく影響する可能性がある。
また、三笘薫(ブライトン)は2026年3月5日に左足首を負傷した。長期離脱の可能性は低いとみられているものの、試合後には松葉杖と保護シューズを着用する姿が確認されており、状態は慎重に見守られている。軽傷であれば、ワールドカップまでの復帰も十分に見込まれる。
攻撃陣として同じ左サイドを務める日本代表候補の相馬勇紀(FC町田ゼルビア)も、昨日行われたAFC チャンピオンズリーグエリート(ACLE)ラウンド16江原FC(韓国)との第2戦にて負傷。8分に右足首をひねり、12分に途中交代をしている。ベンチへ下がる際に、自ら歩いていたため重症ではないと思われるが、詳細はいまだわかっていない。
守備陣では町田浩樹(ホッフェンハイム)が、2025年8月に左膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い長期離脱となっている。現在はボールを使ったトレーニングを行っているものの、復帰時期は明らかになっていない。
また、伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン)は2026年2月28日に右太もも裏の肉離れを負った。復帰までには2〜3週間とみられており、すでに個別トレーニングを再開。ボールを蹴る様子も確認されており、順調に回復へ向かっている可能性が高い。
さらに、日本代表のDFリーダーである板倉滉(アヤックス)は背中を負傷しており、クラブ指揮官も復帰時期は未定とコメントしている。加えて、高井幸大や鈴木淳之介にもコンディション不安があり、守備ラインの編成にも影響が出る可能性がある。
一方で朗報もある。正GK候補の鈴木彩艶(パルマ)は左手第3指(中指)と舟状骨の骨折から回復傾向にあり、2月28日のリーグ戦カリアリ戦でベンチ入りを果たした。順調にコンディションを戻せば、本大会への影響は限定的とみられる。
ワールドカップ開幕まで残された時間は多くない。日本代表にとっては、主力選手たちがどこまでコンディションを回復できるかが、大会の戦い方を左右する重要な要素となりそうだ。
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