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フォーカス 3時間前

もはやオワコン…? 現代サッカーが「つまらない」5つの理由。昔の方が良かったと言われるそのわけとは

シリーズ:編集部フォーカス text by 小澤祐作 photo by Getty Images

寝てるチェルシーファン
現代サッカーが「つまらない」と言われる理由は?【写真:Getty Images】



 現代サッカーは、昔に比べて「つまらなくなった」という声を多く聞く。ファンだけでなく、かつて世界で活躍したレジェンド選手たちからも、そうした言葉が出ているのだ。では、一体なぜ「つまらない」と感じるのだろうか。その理由を考えてみた。(文:小澤祐作)[1/5ページ]
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今やどのチームもフィジカル重視

アーセナル
セットプレーから効率よくゴールを決めるアーセナルにも批判の声が集まる【写真:Getty Images】



 現代サッカーを見ていて、どこか物足りなさを覚えるのはなぜだろうか。迫力はある。が、わくわくはしない。

 おそらくこれは、現在のトレンドが「フィジカル重視」であるからだ。

 近年はテクノロジーが凄まじい速度で発達し、我々の暮らしをより快適なものとした。サッカーの世界でも例外ではなく、これまであまり知ることができなかった細部まで、データを活用して数値化することが容易になった。

 その結果、いかに効率よくゴールを奪い勝つか、という指標がより明確になったのだ。

 かつてジョゼップ・グアルディオラ監督率いるバルセロナがポゼッションサッカーで一世を風靡したが、今やボールを保持するチームの方が、大きなリスクに晒されている。高い位置でボールを奪い、短い時間でゴールまで完結させる手段が、圧倒的に効率的であるからだ。

 この戦い方が主流となった今、どのチームもハイライン・ハイプレスを徹底している。もちろん細かい部分を見れば、その手法は異なるかもしれないが、大雑把にくくると、みな“同じ”である。

 だからこそ、今のサッカーは迫力こそあるが、面白みに欠ける。



 現在プレミアリーグで首位を走るアーセナルは、セットプレーも強みに、効率よくゴールを奪っている。しかし、OB選手などからの批判は絶えない。もちろんサッカーをプレーしているのだが、人々を魅了するほどのものではないからだ。

 元スペイン代表MFセスク・ファブレガスはかつて『マルカ』のインタビューで、フィジカル重視のサッカーに疑問を抱きつつこう答えている。

「少しのプレスがあり、DFの背後にロングボールを出して、ストライカーはそのボールをウィングや後ろから飛び出してくる中盤の選手のために触る。多くのチームが単調になってしまっている」

 この「単調」という言葉は、まさしく今ピッチ上で起こっていることだ。

 ルート・フリットやルイス・フィーゴら多くのレジェンドも、今のサッカーは「退屈になった」と口にする。輝かしい時代を生きてきた彼らだからこそ、思うところは多々あるのだろう。

 ペップ・バルサのように美しいサッカーで魅了するチームはもう出てこないのか。サッカーの面白さとは何かを改めて考えたい。

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