
日本代表に選出された佐野航大【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は19日、国際親善試合に臨むサッカー日本代表のメンバーを発表した。遠藤航と南野拓実が負傷離脱していることもあり、ボランチとシャドーを務める選手への注目が集まった。そんな中、オランダのNECナイメヘンでプレーする佐野航大が名を連ねた。
佐野航大の最適ポジションは?
2025年6月を最後に、サッカー日本代表から遠のいていた佐野航大が、約9カ月ぶりに復帰している。
W杯メンバー前最後の国際親善試合となる今回の欧州遠征。佐野にとって、絶好のアピールチャンスの場がやってきた。
まだ、W杯メンバー入り当確とまでは行かない立場だからこそ、是が非でもこの機会を逃したくないはずだ。
そこで今回、佐野についてポイントとなってくるのが、どこのポジションで起用するかだ。
遠藤航と南野拓実の負傷離脱により、ボランチやシャドーを務める選手が常連組に加えて招集され、佐野以外にも鈴木唯人や塩貝健人などが呼ばれている。
だが、それらのメンバーの中で、ボランチもシャドーもこなせる選手は唯一佐野だけである。
だからこそ、森保一監督が佐野をどのように扱うのかが、重要になってくる。
今季、クラブではボランチをメインとして出場しているものの、過去を振り返ってみると、ファジアーノ岡山在籍時や、現在所属するNECナイメヘン(オランダ)の加入当初の佐野は、左サイドハーフやトップ下など、攻撃的なポジションで活躍していた。
また、彼のプレーを見てみると、同じく日本代表に選出された兄の佐野海舟ほどの守備能力は備わっていないが、推進力のあるドリブルは同様に持っており、それに加えゴール前でのセンスを感じるものがある。
所属クラブと同じく、ボランチとして置くか、より前での推進力を求め、シャドーに配置するか。この選択に正解はない。
ただ、1個だけ考えることができるのは、選手の組み合わせではないだろうか。
プレースタイル的に、前を向いてボールを運んでいるときが一番輝けることを考えると、ボランチでは、佐野海舟ではなく、鎌田大地や藤田譲瑠チマのような真ん中で構える選手とのコンビが適正だろう。
また、シャドーでは、役割的に中盤まで下りてきてボールを受けることが多くなることが予想できる。
となれば、鎌田や鈴木唯人などと役割が被るため、町野修斗や塩貝健人などのストライカータイプの選手とのコンビが、良さを活かせると考えられる。
常連組を見ても、ボランチとシャドーをどちらもこなせるのは鎌田大地ぐらいしかおらず、複数のポジションをこなせる選手は、森保監督にとって選びやすい材料になる。
どちらのポジションも選手層が厚く、簡単に奪うことはできないが、今の佐野の調子を考えると、23人のメンバーに入り込んでくる可能性は十分にある。
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