サッカー日本代表の鎌田大地【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は1日、ウェンブリー・スタジアムでイングランド代表と対戦し、1-0で勝利を収めた。この歴史的勝利の中で、ひときわ存在感を放ったのがボランチで先発出場した鎌田大地だ。
ウェンブリーで不敗神話を継続した鎌田大地
今日のイングランド代表戦は、鎌田にとって通算4度目となるウェンブリーでの一戦。このスタジアムは、これまでも重要な局面で結果を残してきた縁の地でもある。
初めてそのピッチに立ったのは昨年4月、FAカップ準決勝のアストン・ヴィラ戦。フル出場で3-0の勝利に貢献すると、そのわずか3週間後には再びウェンブリーに舞い戻り、マンチェスター・シティとの決勝戦でもフル出場。クラブ創設164年目にして、クリスタル・パレスの史上初のタイトル獲得に大きく貢献した。
3度目の舞台は昨年8月、シーズン開幕を告げるFAコミュニティシールド。負傷の影響で出場は29分間にとどまったものの、クリスタル・パレスは強豪リヴァプールを相手にPK戦の末に勝利し、鎌田はウェンブリーで3戦無敗と抜群の相性を誇ってきた。
そして迎えた4度目のウェンブリー。だが、この日の鎌田のパフォーマンスは、そうした相性の良さという言葉だけでは片付けられないものだった。
ダブルボランチを組んだ佐野海舟とともに、中盤で絶妙な距離感を保ちながら相手の攻撃の芽を摘んだ。
また、守備だけでなく、ボールを奪った後の展開力も際立っていた。ビルドアップの起点としてテンポを作り、前線へ的確にボールを供給する姿には、日常的にハイレベルな環境で戦う選手としての貫禄がにじんでいた。
イングランド代表を相手に歴史的初勝利を挙げた舞台が、再びウェンブリーだったことも象徴的である。鎌田にとってこのスタジアムは、自身の価値を証明し続けてきた場所と言えるだろう。
この日見せたパフォーマンスをワールドカップ(W杯)本大会でも再現できれば、日本代表が過去最高成績を更新する可能性は十分にある。
中盤のキーマンとして、鎌田の存在感は今後さらに大きな意味を持っていくはずだ。
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