FC町田ゼルビアの昌子源【写真:Getty Images】
FC町田ゼルビアは4月1日、明治安田J1百年構想リーグ第11節でFC東京と対戦した。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)の準々決勝に進出が決まっている関係で、前倒しで行われたが、ホームで0-3の手痛い黒星を喫した。キャプテンの昌子源がチームの現状について語っている。
昌子源が守備の要として、失点数の多さに思うこと
首位・鹿島アントラーズを追走するためには、是が非でも勝利が欲しいところだった、というのが正直なところだろう。
だが、その思いとは裏腹に、あっさりと失点を許してしまい、嫌な流れを変えることはできなかった。
失点はディフレクション、バックパスのミス、PK献上でそれぞれゴールを決められてしまったわけだが、東地区で失点数はワーストの15失点となってしまった。
もちろん、1試合消化試合数が多いということもあるが、昨季は上から数えて5番目に少ない失点数だったことを考えても、守備の面で問題があるようだ。
「そこは責任を感じていますし、きょうも久々に(最終ラインの)真ん中に入りましたけど、しっかり自分のところでもう少しオーガナイズできて、やっていければ違った展開になったんじゃないかなと思います」と守備の要としての責任感を滲ませた。
「良い流れで攻められていないときにショートカウンターを受けるのが今ちょっと多いかな、僕らは。そこで耐えられずというのが多いので、そういうところをしっかりやっていく必要があるとは思っている。
表裏一体というか。点が取れないのは僕らの配球の問題かもしれないし、いろんなところがあるのがサッカーなので、1個2個の問題ではないですけど、しっかりやっていくしかないかなと思っています」
ロッカールームの雰囲気は「決して良い雰囲気とは言えない」とのことだが、リベンジするチャンスがすぐに待っていることは幸いなことかもしれない。
次節は中3日で再びFC東京と対戦する。
「ホンマに結果は変えられないので、もちろんこの3日で修正することはして、すぐにまたリベンジする機会がありがたいことに僕らにはある。僕らはホームでやられたので、相手のホームでしっかりやり返す。
もちろんダブルできたら理想でしたけど、こうなってしまった以上は次しっかり敵地でやり返すのを目標というか、強くそこを持ってやれたらなと思っています」
また、昌子はサッカーのようなスポーツは他責にしたくなるものだと持論を展開した。
「俺はやったとか、あいつがとか、なりがちだけど、それでは成長はない。まず、矢印を自分に向ける。ここが良くなかった、ここは良かったよねと。自分でしっかりやって、その後、チームに矢印を向ける」ことが大切だとし、こう続けた。
「(FC)東京上手かったよね、で終わらせてもダメやと思う。もちろん上手かったけど、僕らもっとできるよねと。サッカーなんて劇的に変わることも少ないし、今から東京の選手より全員が技術もバルセロナみたいになるかといったらならない。
だからこそ、チームとして1個の改善をしていくほうが地道やと思います。順位的にはもちろん鹿島にくっつきたかったから、ちょっと残念ですけど、まだ終わったわけではないので頑張ります」
ミックスゾーンに出てきたときは厳しい表情だったが、アウトプットしたことでなにかすっきりしたのか、去っていくときの昌子の表情は清々しく、すでに次戦へと切り替えられているようにみえた。
(取材・文:竹中愛美)
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