マインツMF佐野海舟
【写真:Getty Images】
ドイツ・ブンデスリーガ第28節、ホッフェンハイム対マインツの試合が現地時間4日に行われ、マインツが2-1で勝利した。この試合では、マインツに所属するサッカー日本代表MF佐野海舟が先制点の起点となり、チームの勝利に大きく貢献している。
地上戦“勝率100%”と攻守で抜群の存在感
27試合を終えて、7勝9分11敗(勝ち点30)で11位のマインツ。降格圏の16位ザンクトパウリとは6ポイント差であり、残留に向けて勝ち点「3」が欲しい状況だった。
代表ウィーク明けの一戦で、マインツの佐野は先発出場を果たした。なお、佐野は、今季のリーグ戦全試合でスタメン出場している。
13分、佐野が先制点の起点となった。
ピッチ中央でボールを奪うことに成功したマインツは、味方からのパスを受けた佐野がダイレクトで右サイドのMFパウル・ネーベルへと展開。ネーベルはゴール前にクロスを送るも、これは味方に合わず、逆サイドのDFフィリップ・ムウェネへとボールが渡った。最後は、ムウェネの折り返しにFWフィリップ・ティーツが頭で合わせて、マインツが先制に成功している。
しかし、23分、マインツは、FWフィスニク・アスラニに同点ゴールを決められてしまった。その後、徐々にホッフェンハイムがボールを保持する時間が増えて、マインツが守備に追われる時間が続く。
すると43分、日本代表MFが圧巻のプレーを見せた。ホッフェンハイムに押し込まれたマインツは、佐野がペナルティエリア手前の位置でFWバズマナ・トゥーレからボール奪うことに成功。
佐野は、トゥーレから激しく寄せられるも、強靭なフィジカルで相手を寄せ付けず、そのまま自らドリブルで前線にボールを運んだ。
最後は相手DFにファウルで止められてしまったものの、イエローカードを誘発している。苦しい時間帯で見せた佐野の力強いプレーだった。その後、79分にティーツが貴重な勝ち越しゴールを決めて、マインツが2-1で勝利している。
データサイト『Sofascore』によると、先制点の起点になった佐野は、地上戦でのデュエル勝率100%と圧倒的な数字を残した。
貴重な勝ち点「3」を獲得したマインツは、暫定ながら降格圏との勝ち点差を「9」としている。