リーズMF田中碧
【写真:Getty Images】
イングランド・FAカップ(FA杯)準々決勝、ウェストハム対リーズ・ユナイテッドの試合が現地時間5日に行われ、PK戦の末にリーズが勝利した。この試合では、リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧が圧巻の先制ゴールを決めて、39年ぶりとなるFA杯準決勝進出に大きく貢献している。
“圧巻”の今季公式戦4ゴール目
プレミアリーグでは15位(第31節終了時点)と苦戦しているリーズが、FA杯準決勝進出を目指して敵地でウェストハムと激突した。
代表ウィーク明けの一戦で、田中は3月9日に行われたFA杯5回戦のノリッジ・シティ戦以来となる先発出場を果たしている。2分、リーズが決定機を迎えるも、FWノア・オカフォーの放ったシュートはGKアルフォンス・アレオラに止められてしまった。
すると、26分、田中が貴重な先制点を記録する。
ピッチ中央付近でボールを持った田中は、反転して相手DFを華麗にかわすと、左サイドへ展開。そのままペナルティエリア内へと飛び込んだ。オカフォーからの折り返しを収めると、鋭い切り返しでMFスングトゥ・マガッサを振り切り、左足を振り抜いてネットを揺らした。田中にとっては、嬉しい公式戦4点目だ。
さらに、75分には、MFブレンデン・アーロンソンがボックス内で倒されてPKを獲得したリーズ。これをFWドミニク・キャルバート=ルーウィンが冷静に沈めて、2-0とした。
そのまま試合終了かと思われたが、後半アディショナルタイム(AT)3分にMFマテウス・フェルナンデスのゴールでウェストハムが1点差に詰め寄る。さらに、後半AT7分、FWアダマ・トラオレのクロスにDFアクセル・ディザジが頭で合わせて、ウェストハムが土壇場で追いついた。
結局、90分間で決着はつかず、試合は延長戦に突入。すると、FWバレンティン・カステジャーノスが逆転弾を突き刺し、ウェストハムが3-2としたかに思われた。しかし、これはオフサイドの判定で取り消しとなってしまう。
試合は、延長戦でも決着がつかずPK戦に。リーズは1人目のFWヨエル・ピルーが失敗したものの、その後の4人は成功。一方で、ウェストハムは、MFジャロッド・ボーウェンとFWパブロが失敗し、リーズが39年ぶりとなる準決勝進出を決めた。