リーズMF田中碧【写真:Getty Images】
イングランド・FAカップ(FA杯)準々決勝、ウェストハム対リーズ・ユナイテッドの試合が現地時間5日に行われ、PK戦の末にリーズが勝利した。この試合では、リーズに所属するサッカー日本代表MF田中碧が先制ゴールを決めて、39年ぶりとなるFA杯準決勝進出に大きく貢献している。
FA杯準々決勝で今季4ゴール目を記録
3月9日に行われたFA杯5回戦のノリッジ・シティ戦以来、公式戦では3試合ぶりの先発出場を果たした田中。その起用に応える一撃が生まれたのは、均衡した展開で迎えた26分だった。
ピッチ中央で味方からパスを受けた田中は、鮮やかな反転で寄せてきた相手選手をかわすと、左サイドの広大なスペースへ走るDFジェームス・ジャスティンへとロングボールを送った。ジャスティンは左サイドを駆け上がってきたFWノア・オカフォーへパスを繋ぐ。
オカフォーからの折り返しを収めた田中は、エリア内で対峙したMFスングトゥ・マガッサのマークを鋭い切り返しで振り切り、素早く左足を振り抜いた。日本代表MFの放った一撃は、相手DFに当たってコースが変わりながらもネットへと吸い込まれた。
自ら起点を作り、最後は自ら決めきった田中の見事なゴールだ。その後、75分にPKでリードを2点に広げたリーズは、後半終了間際に失点して延長戦に突入したものの、最後はPK戦を制して1987年以来、39年ぶりとなるFA杯準決勝進出を決めた。