3月の代表ウィークで、6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の出場48か国が正式に決定した。サッカー日本代表が8大会連続で本大会出場を決めた一方で、数大会ぶりにW杯へと戻ってくる代表チームもある。今回は、久々にW杯出場するチームをランキング形式で紹介する。[1/5ページ]
5位:オーストリア代表
監督:ラルフ・ラングニック
W杯出場回数:8回目
最後のW杯出場:1998年大会(28年前)
5位には、1998年のフランス大会以来、28年ぶりのFIFAワールドカップ(W杯)出場を決めたオーストリア代表がランクインした。
1934年のイタリア大会で4位、1954年のスイス大会で3位と、W杯の創成期に結果を残していた同国代表だが、近年は全く国際大会で結果を残すことができていなかった。
大きな転機となったのが、2022年4月からチームを指揮するラルフ・ラングニック監督の存在だろう。
プレッシング戦術の先駆者である彼は、これまでシャルケやホッフェンハイムでの監督経験の他にもスポーツ・ディレクターとしてRBライプツィヒやザルツブルクの強化に大きく関与した。
その過程の中で育成に携わった選手が現在のオーストリア代表には多く名を連ねる。
コンラート・ライマーやマルセル・ザビッツァーらが代表的な教え子であり、これまでRBライプツィヒなどで志向していた組織的な前からのプレッシングを代表チームでも実践している。
ユーロ2024(欧州選手権)ではフランス、オランダ、ポーランドと競合が並んだグループを首位で通過。ベスト16で敗退となったが、強豪国に引けを取らないクオリティのフットボールで世界を驚かせた。
今回のW杯予選では初戦から5連勝を飾ったことで一気に出場権獲得に近づき、6戦目のルーマニア戦で0-1の敗戦を喫しながらも28年ぶりの本大会出場を勝ち取った。

