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ゼニトが3季ぶり4度目のリーグ制覇。来季CLは第1ポッド確実

text by 編集部 photo by Getty Images

ゼニトが3季ぶり4度目のリーグ制覇。来季CLは第1ポッド確実
ゼニトに所属するFWフッキ【写真:Getty Images】

 ロシア・プレミアリーグ第28節が17日に行われ、ゼニトはアウェイでウファと対戦し、1-1の引き分けに終わった。この結果、勝ち点を64に伸ばしたゼニトが3シーズンぶり4度目のリーグ制覇を成し遂げた。

 この試合で勝利すれば自力優勝が決まるゼニトは、32分にFWフッキのゴールで先制するも、終了間際の87分に同点に追いつかれ、ドローに終わった。しかし、別会場の試合で引き分けた2位クラスノダールの勝ち点が56にとどまったことで、残り2試合で8ポイントを上回るゼニトのリーグ優勝が決定した。

 2014年3月からゼニトを率いるアンドレ・ヴィラス=ボアス監督は、2011年にポルトで3冠を達成して以降、久々のタイトル獲得となった。イングランドで成功を収められなかった37歳のポルトガル人指揮官は「ゼニトには向上の余地があるし、まだまだ強くなれる要素がある。我々は欧州の大会でも良い成績を残すために成長し続ける必要があるんだ。この優勝によって変化が期待できる」と語っている。

 また、来季のチャンピオンズリーグ(CL)からグループステージのシード権がUEFAカントリーランキング上位7カ国のリーグ戦王者にCL覇者を加えた8チームに振り分けられることが決まっているため、現在7位のロシアで優勝したゼニトは、第1ポッドに入ることが確実となった。

【了】

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