トッテナム・ホットスパー【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ第34節、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブス)対トッテナムの試合が現地時間25日に行われる。降格圏に沈むトッテナムは、ウルブスに勝利して残留に近づくことができるだろうか。
勝利逃せば“クラブ史上最悪の記録”
33試合を終えて、7勝10分16敗(勝ち点31)で降格圏に沈んでいるトッテナム。残留圏内の17位ウェストハムを2ポイント差で追いかけている状況だ。また、現地時間24日に行われたサンダーランド対ノッティンガム・フォレストの試合は、N・フォレストが5-0で勝利。この結果、トッテナムとは暫定で8ポイント差となった。
前節のブライトン戦は、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。あと一歩のところで勝ち星を逃している。
リーグ戦の直近16試合では7分9敗。最後に勝利したのは、2025年12月29日に行われたアウェイでのクリスタル・パレス戦(1-0)だ。2026年に入ってからはプレミアリーグで唯一となる白星のないクラブとなっており、残留に向けて苦しい状況となっている。
データサイト『Opta』のスーパーコンピューターによると、トッテナムの降格確率は「56.93%」という数字も出ており、危機的な状況だ。仮にウルブス戦で白星を逃した場合、クラブ史上最悪の「16戦無勝利」という1934/35シーズン以来、約91年ぶりの不名誉な記録に並ぶことになる。
一方で、3月31日にロベルト・デ・ゼルビ監督が就任したことで、かすかな希望も見え始めている。ブライトン戦では、ゴール期待値(xG)1.09を記録。これはブライトンのxG0.82を上回っており、トッテナムがxGで相手チームを上回ったのは1月24日のバーンリー戦以来、11試合ぶりのことだ。
今節の相手ウルブスはすでに降格が確定しており、リーグ最少得点・ワースト2位の失点数と苦しんでいる。守備の不安定な試合が続いているトッテナムにとって、このウルブス戦で良い形で勝ち点3を獲得できるかどうかは、残留への最大の分岐点となるだろう。
なぜなら、ウルブス戦を終えると残りの4試合は、第36節の15位リーズ・ユナイテッドを除いて、4位アストン・ヴィラ、8位チェルシー、10位エヴァートンと欧州カップ戦の出場権を争う上位チームが続くためだ。
ブライトン戦後、デ・ゼルビ監督は残り5試合で「5連勝を成し遂げる力はある」とチームを鼓舞した。果たして、トッテナムはウルブス戦に勝利して残留に近づけるだろうか。
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