レアル・マドリードのオーレリアン・チュアメニとフェデリコ・バルベルデ【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガのレアル・マドリードはMFフェデリコ・バルベルデとMFオーレリアン・チュアメニに対して50万ユーロ(約9000万円)の罰金処分を科したことを発表した。スペインメディア『AS』は現地時間8日に、今回の騒動は混乱するマドリー内部で起きている問題のほんの一部だと伝えている。
バルベルデとチュアメニの衝突はほんの一部?
『AS』などによると、両者は6日と7日の練習をめぐって衝突。6日の練習では激しい接触をきっかけに口論となり、7日にはバルベルデが前日の衝突をリークしたとしてチュアメニを非難したという。
同メディアは、バルベルデの激しい追及が続いた結果、チュアメニがバルベルデを殴打したと報じている。この結果、バルベルデは頭部を負傷し、バルセロナとの“エル・クラシコ”を前に10〜14日間の離脱を強いられることになった。ただし、バルベルデ本人は自身のインスタグラムを通じて、チュアメニから殴打を受けたことを否定している。
『AS』は、レアルのロッカールームについて「主要タイトルを獲得できないまま終わる悲惨なシーズンを経て、崩壊し、分裂している」と指摘。シーズン途中の方針転換や監督交代を経て、チーム内に亀裂が生まれていると伝えた。
「今回明らかになった事件が最初の口論ではない。数日前には、DFアントニオ・リュディガーがDFアルバロ・カレーラスを平手打ちしたことが明らかになり、後にカレーラス自身がそれを認めた。他にもある。
FWキリアン・エムバペがアルバロ・アルベロア監督のコーチングスタッフの一員と衝突したこと、DFラウール・アセンシオがベンチ外となり監督から罰せられたこと、MFダニ・セバージョスが監督に異議を唱えてベンチ入りを禁じられたこと、DFダニ・カルバハルの出場機会が減ったことで監督との関係が悪化したこと、エムバペが負傷中にスペイン国外へ旅行したこと、ドクターが診断を間違えたという情報が漏洩したことなどだ。
これらはほんの一例に過ぎないが、ロッカールームでは他にも問題を抱えている。非常に深刻な事態だが、公には知られていない他の出来事も起こっているのだ」
さらに、今回の騒動後には、エムバペが練習場を笑顔で後にする姿が『El Chiringuito』のカメラに捉えられ、現地で波紋を広げていた。
同紙は、ロッカールーム内から「悲しい。早くシーズンが終わってほしい」との声が出ているとも伝えた。バルセロナとの“エル・クラシコ”を前に、名門クラブはピッチ外でも厳しい状況に直面しているようだ。