バルセロナ【写真:Getty Images】
スペイン・ラ・リーガ第35節、バルセロナ対レアル・マドリードの試合が現地時間10日に行われ、バルセロナが2-0で勝利した。この結果、バルセロナが2年連続29回目となるリーグ優勝を成し遂げている。
ラ・リーガ2連覇&29回目の優勝
34試合を終えて29勝1分4敗(勝ち点88)でラ・リーガ首位のバルセロナ。宿敵マドリーとは11ポイント差であり、引き分け以上でバルセロナのリーグ優勝が確定するという状況で伝統の“エル・クラシコ”を迎えた。
チームを率いるハンジ・フリック監督は、DFパウ・クバルシ、MFペドリ、FWマーカス・ラッシュフォードらを先発に起用している。
対するマドリーは、クラシコ直前にMFフェデリコ・バルベルデとMFオーレリアン・チュアメニの衝突が現地で報じられるなど、チーム内の混乱が伝えられる状況で敵地に乗り込んだ。
マドリーを率いるアルバロ・アルベロア監督は、DFアントニオ・リュディガー、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、FWヴィニシウス・ジュニオール、そして渦中のチュアメニらをスタメンに起用している。
立ち上がりからバルセロナがボールを保持して、マドリーが迎え撃つという展開に。すると8分、MFフェラン・トーレスがペナルティエリア手前右の位置でリュディガーに倒されてしまい、バルセロナがフリーキックのチャンスを獲得した。
キッカーを務めたのはラッシュフォード。イングランド代表FWは、ゴール右上隅の絶妙なコースへと直接叩き込み、バルセロナが先制に成功している。
さらに18分、マドリーを押し込んだバルセロナはMFフェルミン・ロペスが左サイドでボールを受けると、ゴール前にクロスを送る。すると、このボールにMFダニ・オルモが反応。ダイレクトで落とすと、ボックス外から飛び込んできたフェランが強烈な一撃を突き刺し、リードを2点に広げた。
その直後、FWゴンサロ・ガルシアが決定機を迎えるも、シュートは枠を外れてしまう。33分には、ヴィニシウスのパスからチュアメニがフィニッシュに持ち込んだものの、決め切ることができなかった。そのまま前半は終了し、バルセロナが2-0で試合を折り返している。
逃げ切りたいバルセロナは、64分にオルモとラッシュフォードに代えてMFフレンキー・デ・ヨングとFWハフィーニャを投入、さらに、77分には、フェランとMFガビに代えてMFマルク・ベルナルとFWロベルト・レヴァンドフスキらをピッチに送り込んだ。
対するマドリーも、79分にゴンサロとMFブラヒム・ディアスに代えて、MFセザール・パラシオスとFWフランコ・マスタントゥオーノを投入。しかし、最後まで流れを変えることができずに試合終了の笛を迎えた。
この結果、2-0で勝利したバルセロナが2年連続29回目となるリーグ優勝を決めている。なお、スペインメディア『EL ESPANOL』によると、クラシコでの直接対決でタイトルの行方が決まった唯一の前例は1932年4月3日。バルセロナの本拠地で行われた試合で、マドリーが2-2の引き分けに持ち込み、リーグ優勝を決めた。
フリック監督のもとで2年連続29回目のリーグ優勝を果たしたバルセロナ。94年ぶりに“クラシコで優勝決定”という歴史的な快挙を成し遂げ、ラ・リーガのタイトルを獲得している。