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「2つの巨大なクラブの歴史を左右する」ウェストハムとアーセナル戦でのVAR判定が現地で物議。ヌーノ監督は「一貫性がない」と猛批判

text by 編集部 photo by Getty Images
アーセナル

アーセナル【写真:Getty Images】



 イングランド・プレミアリーグ第36節、ウェストハム対アーセナルの試合が現地時間10日に行われ、アーセナルが1-0で勝利した。英紙『ガーディアン』は同日に、試合終了間際にウェストハムのゴールがVARによるチェックの結果、取り消しとなったことで議論を呼んでいると伝えている。

ウェストハムとアーセナル戦でのVAR判定が現地で物議

 首位を走るアーセナルと降格回避のためにも負けられないウェストハムの一戦は、83分にFWレアンドロ・トロサールのゴールでアーセナルが先制する。すると後半アディショナルタイム、FWカラム・ウィルソンのシュートがゴールラインを割ったことで、ウェストハムが同点としたかに思われた。

 しかし、VARによる介入の結果、ウェストハムのパブロがアーセナルGKダビド・ラヤを妨害していたとしてゴールは取り消しとなる。そのまま試合は終了し、ウェストハムが0-1で敗れた。

 元イングランド代表のイアン・ライト氏は、VARのチェックが「正しい判断だった」と指摘した。またジェイミー・レドナップ氏も「VARを経た判断は勇敢だったが、正しかった」と言及したことを、英メディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 一方で、元デンマーク代表GKカスパー・シュマイケル氏は、試合後に「なぜ突然これがファウルになるのか理解できない」と述べつつ、アーセナルが今季セットプレーで同様のブロックやホールドを行ってきたと指摘。「あれがフリーキックなら、アーセナルはリーグ首位にいない」と、判定基準の一貫性のなさに怒りをあらわにした。



 英紙『ガーディアン』は、「2つの巨大なクラブの歴史を左右する可能性がある」と前置きし、ウェストハムを率いるヌーノ・エスピーリト・サント監督のコメントについて紹介。

 ヌーノ監督は、「我々全員が何がファウルなのか理解していない」と述べた上で、**「審判も混乱している。ファウルと判定されることもあれば、そうでないこともある」**と主張した。

 さらに指揮官は、「今日は我々にとって腹立たしく、苛立たしい結果となった。(判定に)一貫性がなく、ルールが変わってしまったようだ。プレミアリーグが解決しなければならないだろう」と、シュマイケル氏と同様に、判定の一貫性のなさに苦言を呈した。

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