U-17北朝鮮女子代表【写真:Getty Images】
AFC U-17女子アジアカップ 中国2026(U-17女子アジア杯)グループCの最終節、U-17北朝鮮女子代表対U-17韓国女子代表の試合が現地時間8日に行われ、北朝鮮が3-0で勝利した。韓国メディア『京郷新聞』は10日に、試合前後で北朝鮮の選手たちが韓国の選手たちとの挨拶に応じなかったシーンについて伝えている。
韓国との握手も挨拶も“完全無視”
同メディアが取り上げたのは、北朝鮮の選手たちの振る舞いだ。
試合前に北朝鮮の国歌が流れ終わると、北朝鮮と韓国の選手たちが拍手を送っていた。しかし、韓国の国歌が流れた後には、北朝鮮の選手たちは拍手せず、何ら反応を示していなかった。
さらに、試合前の慣例として挨拶をする際にも、韓国の選手がハイタッチを試みると北朝鮮の選手は反応を示さず、直立不動で前だけを見つめていたという。試合終了直後には、北朝鮮の選手たちは審判とハイタッチを交わしていたものの、韓国の選手たちには挨拶すらせずにピッチを去っている。
同メディアは、「拍手どころか、握手も挨拶もスルー。北朝鮮のサッカー少女たちによる“無視”」と述べた上で、南北戦を次のように振り返っている。
「拍手は期待すらしていなかったが握手もなく、さらには挨拶もなかった。北朝鮮の国歌演奏後、礼儀として拍手を送り、試合前のあいさつで軽くハイタッチを交わそうと手を差し出した韓国の選手たちが、気まずくなるほどだった。
拍手も、握手も、挨拶もない光景は、冷え込んだ南北関係をそのまま映し出している」
さらに、「挨拶をしようとした韓国の選手たちも、すぐに雰囲気を察し、何のジェスチャーもせずに北朝鮮選手の前を通り過ぎた」と述べつつ、
「試合後も雰囲気は同じだった。韓国の選手たちは北朝鮮ベンチの方へ向かい、半円状に並んで挨拶をしていたが、北朝鮮の選手たちは韓国ベンチには向かわず、そのままピッチを去った。
試合前後に挨拶を交わすことは公式な義務ではない。しかし、ほとんどの試合で両チームの選手たちが軽く挨拶を交わすのは国際的な慣例だ」と、異様な雰囲気だったことを伝えている。