イングランド・チャンピオンシップ(イングランド2部)のサウサンプトンが、EFL(イングランド・フットボールリーグ)の処分を不服として行った控訴は棄却された。EFLは現地時間20日、リーグ仲裁委員会が独立懲戒委員会の判断を支持し、サウサンプトンのプレミアリーグ昇格プレーオフからの追放処分と、2026/27シーズンの勝ち点4剥奪処分を維持したと発表した。
プレミア昇格PO追放処分に控訴も実らず
今季のリーグ戦を4位で終えたMF松木玖生所属のサウサンプトンは、プレミアリーグ昇格プレーオフ出場権を獲得。準決勝ではミドルズブラを合計スコア2-1で下し、プレミア復帰に王手をかけていた。
しかし、サウサンプトンは、第1戦の前にミドルズブラの練習場へスタッフを送り込んでいたというスパイ疑惑が浮上。
現地の報道によると、ミドルズブラのスタッフが木の陰から練習風景を撮影していたとみられるサウサンプトン関係者を発見。身元確認を試みたが、その人物は現場から逃走し、近くのゴルフクラブへ逃げ込んだという。
なお、スパイ行為は、2025年12月のオックスフォード・ユナイテッド戦、2026年4月のイプスウィッチ・タウン戦、2026年5月のミドルズブラ戦と複数回にわたって行われたという。
その後、EFLの独立委員会による懲戒手続きが開始されており、19日にはプレミアリーグ昇格プレーオフ決勝からの除外処分と、2026/27シーズンの勝ち点4剥奪処分が下されていた。
この処分に対してサウサンプトンは控訴したものの、仲裁委員会はその主張を認めず、独立懲戒委員会の判断を支持。
EFLの公式サイトでは、「プレーオフからの追放という当初の制裁はそのまま維持され、2026/27シーズンの順位表に適用される4ポイント減点、およびすべての容疑に関する譴責処分も引き続き有効となる」と、サウサンプトンの処分について説明している。
なお、昇格プレーオフ決勝戦、ハル・シティ対ミドルズブラの試合は23日にウェンブリー・スタジアムにて開催されることも発表した。
