トッテナム ウェストハム【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグ最終節の試合が現地時間24日に各地で行われる。すでにアーセナルの優勝が決まった中で、注目を集めているのがトッテナムとウェストハムによる残留争いだ。今回は両チームの残留条件についてまとめていく。
残留するのはトッテナムか、ウェストハムか
前節終了時点で、プレミアリーグから降格する可能性のあるチームはトッテナムとウェストハムに絞られた。
残留圏内の17位トッテナムは勝ち点38で、降格圏の18位ウェストハム(勝ち点36)とはわずか2ポイント差。最終節の結果で、どちらのチームがプレミアリーグに残留するのかが決まるという状況だ。
最終節では、トッテナムがエヴァートン、ウェストハムがリーズとそれぞれホームで対戦する。
トッテナムが勝利した場合、無条件で残留が決まる。引き分けに終わった場合でも、トッテナムの得失点差は「-10」なのに対して、ウェストハムは「-22」と大きく開いており、トッテナムは事実上、残留に大きく近づく状況と言えるだろう。
ウェストハムは、トッテナムがエヴァートンに敗北し、かつリーズに勝利しなければ残留を勝ち取ることができない。
3月31日にロベルト・デ・ゼルビ監督が就任したことで徐々にチームの調子が上向き始めたトッテナム。前節のチェルシー戦は1-2で敗れてしまったものの、直近5試合で2勝2分1敗と勝ち点を着実に積み上げている。
最終節の対戦相手であるエヴァートンは、直近5試合でトッテナムが3勝を挙げている相手。前回対戦も3-0で勝利している。さらに、トッテナムがエヴァートンをホームに迎えたリーグ戦では、直近16戦で11勝4分1敗。直近4試合では合計13得点1失点と圧倒しており、“負けなければ良い”トッテナムとしては、比較的相性の良い相手と言える。
一方のウェストハムは3連敗中であり、なかなかチームの調子が上がらないまま最終節を迎えてしまった。対戦相手のリーズとは、直近のリーグ戦5試合で2勝1分2敗と互角。しかし、リーズは直近8試合で無敗を維持しており、アウェイ戦では1月以来負けなしと好調だ。今季の直接対決では、プレミアリーグで1-2、FAカップではPK戦の末に敗れるなど勝利できていない。
データサイト『Opta Analyst』のスーパーコンピューターによる分析では、ウェストハムが18位で終える可能性は86.3%とされている。また、最終節を1万回シミュレーションした結果、ウェストハムが降格する確率は85.5%、トッテナムが降格する確率は14.5%と予測された。
さらに、トッテナム対エヴァートンの試合予測では、トッテナム勝利が49.3%、引き分けが23.3%。単純に合算すると、72.6%の確率でトッテナムが勝ち点を獲得すると予想されている。
果たして、トッテナムが1976/77シーズン以来となる降格から免れるのか、それともウェストハムが2010/11シーズン以来となるチャンピオンシップ降格となるのか。両チームの運命が最終節で決まる。
【関連記事】
プレミアリーグ、優勝争いの現状を整理。マンチェスター・シティかアーセナルか…残り試合や勝ち点差は?【2025/26シーズン】
トッテナム・ホットスパーはなぜ多くの監督から嫌われるのか。強くなる気がない?「ビッグクラブではない」という言葉の意味【コラム】
【最新順位表】プレミアリーグ 2025/26シーズン
【了】
