サッカー日本代表の冨安健洋【写真:編集部】
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨むサッカー日本代表は、前日のオフを挟み、28日に千葉市でトレーニングを行った。週末に所属クラブで試合のあった遠藤航、板倉滉、冨安健洋の3選手が合流し、31日のアイスランド代表戦へ向け調整を進めている。
続々と選手がチームに合流!
国内合宿3日目は、吉田麻也や欧州組の堂安律、上田綺世、渡辺剛、小川航基、中村敬斗、菅原由勢、瀬古歩夢、佐野海舟、鈴木唯人、そして、国内組の長友佑都や早川友基、大迫敬介に加えて、遠藤航、板倉滉、冨安健洋の3選手が合流した。
この日もトレーニングに先駆け、贈呈式からスタート。アパホテルからカレーが贈られ、全員で記念撮影が行われた。
ウォームアップ後は2グループに分かれ、鳥かごが行われ、前田遼一コーチと長谷部誠コーチも加わることに。長友や菅原のグループに加わった前田コーチは、長友とともにボールを奪う側になったのだが、なかなか奪うことができず、「遼ちゃーん!」といじられる場面もあった。
和やかな雰囲気の中でスタートしたトレーニングはその後、10対10に分かれ、スローインからのサイドチェンジを確認。
本職のセンターバックではなく、守備的MFでの起用も想定される瀬古がボランチの位置に入ってプレーする場面も見られた。
また、W杯で導入されるスローインの時間制限を意識して、名波浩コーチが5秒のカウントダウンをするなど、準備に余念はない。
中村は「自分でボールを取りに行ってやるみたいな感じで言ってた。でも、結構スローインに関してはクイックでやることを代表で常々言われているので、そこまで別に懸念する点じゃないかなと思います」と話した。
一方で、ベテランの長友はカウントよりもやや遅れてスローイン。これには堂安が茶々を入れた。再度、やり直すも今度はカウントよりも前に投げてしまい、「早い、早い」とすかさず堂安から突っ込まれていた。
その後は、ハーフコートで7対7を行い、ラストはさらにピッチ両脇サイドを少し狭めてのハーフコートで再び7対7のゲームを実施。菅原や堂安がゴールを決め、集まったファン・サポーターから歓声を浴びていた。
この日は、およそ1時間20分、汗を流し、全体練習を切り上げた。
2月11日のリーグ戦で左足甲を負傷していた遠藤は、その影響を感じさせないプレーを披露。本人も「アイスランド戦で全然100%でやるっていう気持ちでいる」と言うように31日の実戦復帰を目指している。
さらに、度重なる怪我に悩まされていた冨安が、およそ2年ぶりに代表活動に復帰。板倉も今年2月から腰の負傷でプレーができず、約2カ月半にわたって離脱していたが、時折笑顔を見せるなど、元気な姿を見せた。
W杯前最後の実戦に向けて、徐々に強度を上げてきている森保ジャパン。メンバーも徐々に集まり、順調に調整を進めている。
(取材・文:竹中愛美)