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サッカー日本代表、遠藤航が約4カ月ぶり実戦復帰へ。「立ち上がりから100%で」W杯前最後の実戦に込める思い

text by 竹中愛美 photo by Editor
サッカー日本代表、遠藤航

サッカー日本代表の遠藤航【写真:編集部】



 FIFAワールドカップ2026(W杯)に臨むサッカー日本代表は5月30日、きょう31日に行われるキリンチャレンジカップ2026 アイスランド代表戦に向け、会場の国立競技場で公式練習を行った。森保一監督から先発起用を明言された遠藤航が取材に応じ、左足甲負傷からの復帰を目指す思いを語った。

復帰戦へ「90分やる気でいる」

 約4カ月ぶりの実戦復帰が近づいている。

 日本代表のキャプテン、遠藤航は5月31日に行われるアイスランド代表戦で先発出場する見通しとなった。2月に左足甲を負傷して以降、懸命なリハビリを続けてきた33歳にとって、W杯前最後の親善試合は重要な意味を持つ。

 もっとも、遠藤自身は慎重さと積極性を両立させながら試合に臨む考えだ。

「監督からも行けるところまでみたいな話はしていますけど、もちろん自分は90分やる気でいます」

 ただし、久々の実戦だけに未知数な部分もある。

「まだ足の痛みが全くなくなっているわけではないので、プレーした中で痛みがまた出るのか、思ったよりいけるのかとか。(かばうことで)逆足が張ってくるとか、そういうリスクもあると思う」

 それでも、セーブするつもりはない。

「立ち上がりから100%でいくぐらいの気持ちでやりながら、それをどこまで続けられるか」

 復帰戦へ向け、遠藤は強い意欲をのぞかせた。

 アイスランド戦で確認したいのは自身のコンディションだけではない。

 遠藤は、日本代表がW杯で戦う上で欠かせない要素として、森保ジャパンのスタイルでもある「主体性」を挙げた。

「自分たちからプレッシャーをかけていくようなところは、自分が入ることでよりアグレッシブにやっていけると思っています」

 カタールW杯後、日本代表は選手たちが繰り返し口にしてきた「主体性」をテーマに、自分たちからアクションを起こすサッカーの構築を進めてきた。

「ブロックを引いて様子を見るような戦い方は基本的にはしたくない。90分間しっかりプレッシャーをかけた中で、どれだけインテンシティ高く続けられるかが大事」

 その言葉からは、キャプテンとしてチームを引っ張る強い意志が感じられた。

 また、アイスランド戦では前回大会のカタールW杯で主将を務めた吉田麻也も先発で起用される予定だ。森保一監督が発言したのはおよそ10分間の限定出場。キャプテンマークの扱いについて話が及ぶと、少し考えてから遠藤は言葉を発した。

「自分が常にキャプテンマークを巻いて先頭でピッチに立つのが理想というか、自分に求めていることではありますけど、麻也さんが今まで代表に貢献してきた実績に対して、僕はリスペクトを持っている。

 キャプテンマークを巻かずに10分やるのと、巻いて10分やるのでは麻也さんの気持ちも違うと思うし、僕らのそういう振る舞い方もリスペクトを込める意味では変わっていくのかなとは思っている。監督と話してみます」

 北中米W杯は遠藤にとって3度目のW杯となる。

「自分もキャプテンとしてすごく関わってきたチームで一緒に成長してきたところが実感としてあるので、そういった意味ではキャプテンとしても挑むし、少し前2 回とは(違って)特別な気持ちはあります。でも、平常心で4年に1回の最高の舞台を楽しむ気持ちも忘れずにやっていきたいなって感じですかね」

 復帰戦を迎える日本代表のキャプテンは、再びW杯の舞台へ向けて一歩を踏み出そうとしている。

(取材・文:竹中愛美)

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