サッカーエジプト代表は現地時間21日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)・グループG第2節でニュージーランド代表と対戦し、3-1の逆転勝利を収めた。ゴールを決めたモスタファ・ジーコやトレゼゲなど、レジェンドの名前を付ける理由とはどのようなものなのだろうか。
エジプト代表にニックネームが多い理由
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エジプトは先制されながらも、ジーコが同点弾を叩き込み、モハメド・サラーのゴールで逆転に成功。
さらに、途中出場のトレゼゲが3点目を挙げて、4度目の出場でW杯初勝利を収めた。
仏メディア『フランス24』は、サッカー界のレジェンドのニックネームが付けられた選手がエジプトに多くいる理由を挙げている。
モスタファ・モハメド・ザキー・アブデルラウフ(モスタファ・ジーコ)はアカデミー時代に、そのプレースタイルから日本でも馴染みのあるブラジル人レジェンドのニックネームが付けられた。
ナショナル・バンク・オブ・エジプト・スポーツ・クラブのアカデミー・マネージャーを務めるバドル・ラガブ氏はコーチ時代、エジプト代表としてW杯に出場しているマフムード・イブラヒム・ハッサンにトレゼゲと名付けた。
また、ラカブ氏はセラミカ・クレオパトラに所属するカリム・ワリードに、チェコのパベル・ネドベド氏にちなんでカリム・ネドベドというニックネームを与えた。
両選手ともに容姿とプレースタイルが似ているという理由で付けている。
また、ナビル・エマドの通称“ドンガは、日本でもプレーしたドゥンガ氏に由来する。
ラガブ氏は、プロ入り前の選手たちにニックネームを与える理由について、「代表のスター選手になって欲しいのと、超有名選手たちと張り合えるために努力するようなモチベーションを上げたいから」とを説明している。
さらに、ニックネームではないが、エジプト国内で多く使用されている名前にも様々な理由がある。
エジプトでは多い名前の「モハメド/ムハンマド(表記の違いで意味は同じ)」イスラム教の最後の預言者の本名に由来し、意味は「称賛される者」や「称賛に値する者」だ。
「アハメド」は600万人以上が持つ人気名であり、預言者ムハンマドの通称の一つで「非常に称賛される者」に由来している。
エジプトのジーコと同じ「モスタファ」は「選ばれし者」という意味で、預言者の称号の一つとして使われている名前。
「イブラヒム」はイスラム教の聖典(クルアーン)で重要な預言者の名前であり、ヘブライ語由来で「多くの民の父」という意味である。
エジプトにはかつて、モハメド・ジダンという選手もいたが、レジェンドと同じニックネームが付けられた背景には、明確な理由があった。
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