サッカー日本代表の佐野海舟【写真:Noriko NAGANO】
日本代表は現地時間6月22日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)1次リーグF組第3節・スウェーデン代表戦へ向けてベースキャンプ地のナッシュビルでトレーニングを行った。ここまで2試合連続フル出場を果たし、攻守両面で存在感を示している佐野海舟が自身のプレーや成長、そしてスウェーデン戦への思いを語った。
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「急にうまくはできない」。佐野海舟を支える日々の積み重ね
日本代表はチュニジア代表戦に4-0で快勝し、グループステージ突破へ大きく前進した。
ただ、チームの雰囲気に大きな変化はないという。
「いつも明るいですし、前向きな雰囲気だと思います。でもしっかり気を引き締めて、またチームでやっていこうという、全員そういう気持ちです」
ここまで2試合連続でフル出場。コンディションについては「疲労はありますけど、良い形でリカバリーできている。自分は試合が連続的にある方がコンディションを維持できるタイプだと思うので問題ない」と語り、これから徐々に試合感覚が短くなっていく日程にも不安はないという。
今大会の佐野は中盤で豊富な運動量と高い守備強度を発揮している。高強度のランニングを繰り返せる理由については、ドイツでの日々の積み重ねを挙げた。
「急にできることではないと思うので、日々やり続けていることです。ブンデス(リーガ)でそういうところを意識して、強度の高い中でやってきたことが自分の力になってきたのかなと思います」
一方で、自身の成長に対する評価は冷静だ。
「そこは自分の中では課題とはしていないので。ベースがある中で、ボールを持ったときに何ができるかとか、そういうところにフォーカスしていました」
チュニジア戦についても、「一戦目よりはできたと思います」と前置きしながら、さらなる改善の余地を口にした。
「チームのバランスを常に見続けて、自分に今何が必要なのか、何を求められているのかをしっかり判断して、毎試合変えてやっていきたいと思います」
また、守備での読みやポジショニングについて問われると、「相手にもよりますし、瞬間瞬間の自分の判断だと思います。でも、良いポジションを取り続けるのは守備も攻撃もどちらにもつながってくることだと思うので、ポジショニングは瞬時に常に良い位置を取り続けていくことが、自分の予測だったりを出せるコツかな」と持論を展開した。
世界最高峰の舞台でも物怖じする様子はない。ここまで対戦した相手とのマッチアップについては、特に驚きはないという。
「自分が今までやってきたことがすべて積み重なって今ここにいると思います。それは今も変わらないので、今も積み重ねてやらないといけないと思います。急にうまくなったりすることはできないので、自分の出せる力を最大限出せる準備をしたいなと思っています」
ドイツ・ブンデスリーガで積み重ねてきた経験は、W杯の舞台でも確かな自信につながっている。
「もっと上を目指してやっているので、まだ全然満足していないです」
2試合連続フル出場を続けながらも、佐野の視線はさらに先を見据えている。スウェーデン代表戦に向けても、自身の力を最大限発揮するための準備を続けていく。
(取材:元川悦子、文:編集部)
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