FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)に出場しているキュラソー代表が、選手のメンタルケアを重視した異例のチーム運営で注目を集めている。イギリス紙『The Sun』が22日に報じた内容によると、同代表は大会期間中、選手がパートナーや家族と同じホテルで生活することを認めているという。
キュラソー代表は異例の“家族帯同”
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人口約15万人のキュラソーは、今大会に出場した国の中で最も人口が少ない国として話題を集めた。グループリーグ初戦ではドイツ代表に1-7で敗れたものの、第2戦ではエクアドル代表と0-0で引き分け、W杯史上初となる勝ち点を獲得している。
チームドクターを務めるスザンヌ・フールマン氏は、家族との時間が選手たちに精神的な安定をもたらしていると説明した。
同氏は「選手はチームメートと同室になることもできますし、家族が帯同している場合は別の部屋が用意されます。代表チームでは非常に珍しいことです」とコメント。「キュラソーは家族を大切にする文化を持つ国であり、長期間の大会では家族が近くにいることでホームシックを和らげ、心の安定につながります」と語った。
また、試合前の夫婦・パートナーとの時間についても、「性行為そのものによる身体的効果というより、感情面での支えになると考えています」と見解を示している。
多くの代表チームでは、大会期間中に選手と家族を分けて管理するケースが一般的だ。
2010年南アフリカW杯では、イングランド代表を率いたファビオ・カペッロ監督が厳格な門限を設け、選手とパートナーの接触を制限したことでも知られている。
一方でキュラソーサッカー連盟は、選手の家族の渡航費や滞在費を負担。フールマン氏は「多くの選手は世界最高レベルのリーグでプレーしているわけではありません。家族が数週間にわたってアメリカに滞在する費用は大きな負担になります」と説明し、「家族が近くにいることで、不安やストレスを減らせると考えています」とその狙いを明かした。
キュラソーはグループリーグ2試合を終えて勝ち点1。決勝トーナメント進出には最終戦で最低でもコートジボワール代表を破ることが必要となるが、“家族の力”を背に歴史的快進撃を続けられるか注目が集まっている。
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