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「恥を知れ、インファンティーノ」北中米W杯中継で暴言連発…パラグアイ人実況アナにFIFAが資格停止処分

text by 編集部 photo by Getty Images

パラグアイ代表 ミゲル・アルミロン
退場したパラグアイ代表、ミゲル・アルミロン【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)で、パラグアイの著名実況アナウンサーがFIFAからメディア資格を剥奪される事態となった。アメリカメディア『New York Post』などが、現地時間23日に報じている。

パラグアイ人実況アナをFIFAが処分


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 処分を受けたのは、パラグアイの放送局『ABC Cardinal』および『ABC TV』に所属するホルヘ・“チピ”・ベラ氏。問題となったのは、パラグアイ代表とトルコ代表のグループリーグ第2戦での実況中継だった。

 試合では、パラグアイ代表MFミゲル・アルミロンが相手選手とのやり取りの際に口元を手で隠したとして退場処分を受けた。今大会から導入された新ルールでは、対立的な状況で口元を隠して会話する行為がレッドカードの対象となっている。

 この判定に激怒したベラ氏は実況中に暴言を連発。「サッカーは死んだ」「FIFAはサッカーを殺した」「ジャンニ・インファンティーノ会長は責任を取るべきだ」などと非難したほか、主審のイバン・バルトン氏を「泥棒」と呼ぶ場面もあった。


 さらに、南米サッカー連盟(CONMEBOL)のアレハンドロ・ドミンゲス会長にも矛先を向け、「インファンティーノとの写真撮影ばかりしていないで行動すべきだ」と批判。放送中には「こんなのがワールドカップなのか」「彼らはサッカーを破壊している」と怒りをあらわにした。

 その後、FIFAはベラ氏のメディア資格を大会終了まで停止する措置を決定。これにより同氏は今大会の残り期間、スタジアム内外を問わずワールドカップ関連の取材活動ができなくなった。

 ベラ氏は自身のSNSで謝罪声明を発表。「自国代表選手の退場と、チームが不利益を受けていると感じたことへの怒りから、主審やFIFA、その関係者に対して不適切かつ受け入れられない表現を使用してしまった」と説明した。

 また、すでにFIFAへ謝罪文を送付したことも明かしており、「感情的な爆発だった」と反省の意を示している。

 今大会では、人種差別や差別的発言の抑止を目的として新たなルールが導入されているが、その適用を巡ってはアルミロンの退場判定を含め各方面で議論が続いている。

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