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日本代表、久保建英がまたもピッチ外でW杯を終える。報われない現実に「持っていないと言われればそれまで」

text by 編集部 photo by Shinya Tanaka

久保建英
久保建英【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32でブラジル代表に敗れた日本代表。この一戦を終え、誰よりも悔しさを抱いているのが久保建英かもしれない。

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久保建英は復帰できないまま…

 久保は21歳で迎えたカタール大会でW杯デビューを果たした。しかし、ドイツ代表戦とスペイン代表戦は、ともにスタメン出場しながら前半のみで交代。その45分間はほぼ押し込まれる展開だったこともあり、持ち味を発揮できなかった。

 ラウンド16のクロアチア代表戦では、コンディション不良のため欠場。チームが敗戦する姿をピッチの外から見守るしかなかった。

 そこから4年を経て、久保はさらに成長した。日本代表でも不動の主力となり、ゴールへの関与数も増加。シャドーの1番手には必ず名前が挙がるようになった。

 だからこそ、今大会にかける思いは強かったはずだが、またもや不完全燃焼に終わった。初戦のオランダ代表戦で先発し、躍動したものの、デンゼル・ダンフリースとの衝突で負傷。その後はトレーニングに復帰できず、グループリーグの残り2試合を欠場した。

 ラウンド32のブラジル戦でようやくベンチに復帰したが、チームが敗れたことで、またしてもピッチ外でW杯を終えることになった。なぜここまで報われないのか。本人も言葉を選びながら口にする。



「まあ、本当につらいというよりは、チームメイトに申し訳ないなっていう気持ちが一番ありますね。今回もどうしようもないことで、準備を怠ったとかそういうことではないので、まあ持っていないと言われれば、それまでです。

 まあでも、W杯に参加できなかった選手もいるわけで、今回は1試合でしたけど、試合に出ることができて、感触も良かった分、非常に残念な部分もありますけど、僕個人が残念というより、みんなに申し訳ないなって気持ちの方が強いですね」

 久保は4年後に29歳となる。若くはないが、衰えるには早い。8年分の悔しさを糧に、ここから一歩ずつ歩み始める。

(取材:元川悦子【アメリカ】、文・構成:編集部)

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