サッカー日本代表は29日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32でブラジル代表と対戦し、1-2で敗戦。ベスト16進出はならなかった。試合後、森保一監督は自身の去就について「まだ何も決まっていない」と明かすとともに、敗戦後の円陣で選手たちへ掛けた言葉を明かした。
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日本代表・森保一監督、自身の去就に言及
試合後の会見で、今後も日本代表監督を続ける意思があるのか問われた森保監督は、自身の進退について次のように語った。
「個人的にはまだ何も決まっていません。先ほどの答えは日本代表としての話をしたということで、誰が監督になるかは分かりませんが、次の大きな大会はアジアカップです。そこでアジアの頂点を目指して戦うということは自然な言葉として話しました。私の去就についてはまだ何も決まっていません」
また、敗戦直後にピッチで組んだ円陣では、悔しさを次につなげてほしいと選手たちへ呼び掛けたという。
「みんな悔しい思いをしたと思いますが、この悔しさを胸に刻んで、次の成長につなげていこうと話しました。この大会で終わる選手はほとんどいませんし、スタッフも含めて、成功体験が一番ですが、こういう悔しさや上手くいかなかった経験を活かして成長し、日本のために戦ってほしいと伝えました」
一方で、自身は監督として目標を果たせなかった責任も口にした。
「今回はいろいろな場面で『最高の景色を見よう』という言葉を掲げていただきましたが、この大会で優勝するという夢、目標の『最高の景色』を見ることはできませんでした。監督としては、みんなをそこへ導いてあげられなくて申し訳ないという思いを伝えました」
それでも、選手たちへの感謝も忘れなかった。指揮官は「違った意味での最高の景色はチーム、選手、スタッフに見させてもらいました。毎回の活動で選手もスタッフも本当に良い準備をしてくれて、練習でも試合でも全力を尽くしてくれた。その日々は監督として本当に充実した時間でした。そういう意味での最高の景色を見せてもらったので、『ありがとうございました』と伝えました」と明かした。
ブラジルに敗れ、ベスト16進出はかなわなかった日本代表。森保監督は自身の去就について「まだ何も決まっていない」と話す一方、「最高の景色」へ導けなかった責任を率直に認め、ともに戦った選手やスタッフへの感謝を口にした。今後の進退は白紙としながらも、チームと歩んだ時間への思いをにじませる会見となった。
(取材:元川悦子、構成・文:編集部)
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